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2005年03月31日

No problem

骨休め(と、5月の学会の下見の)つもりで、イタリアに(フィレンツェの外れのホテルなどに)行ってた(ここでホテルを半額以下で格安予約、ここで格安航空券を購入、イタリア=イギリスは片道2時間半、往復運賃は一人2万円)。が、目論見は外れ、疲れ果てて帰ってきた。イタリアは汚い・物価高い・怖い;; ヒースロー空港に戻ってきた時にはほんとにホッとして、胸ポケットに深くしまいこんだ財布をズボンの後ろポケットに入れ直した^^; やっぱり色々体験してみるもの。イギリスの治安や衛生はすごく「マシ」ということがよくわかった。
ところで、最後の夜に泊まったローマ(フィウミチーノ)空港内のヒルトン・ホテルで、ちょっとヤな体験。喫煙OKの部屋に泊まったのに灰皿がどこにも見あたらない。フロントに電話すると、すぐに人をやると返事したところまではよいが、"Sorry" とはいわずに "No problem" と言ってきた。違和感をおぼえながらも、まぁその場は「ありがとね〜」と電話を切った。が、夕食を食べに出て数時間後に戻ってもまだ灰皿が届いていなかったので、フロントに再度電話。またしても "No problem"、しかも今度は用件も聞かずに切られてしまった。で、疲れも手伝って(この直前にも、Executive Member と勝手に勘違いされて、担当者のちょっと横柄な応対に苛立っていたこともあり)、一気にキレてしまった私は、フロントまで下りていって、机をドンドンたたきながら「いまの電話をとったのはおまえか、いますぐ灰皿を持ってこい」とガナリ立てるという(今にして思えば自分でも信じられない)行動をとってしまった。フロントの二人は、かなりあわてながらも、キョトンとした表情で何が悪かったのかまったく理解できない様子。もちろん灰皿はその後すぐに届いたのだが、なんだかコミュニケーションの断絶がある模様^^;で、落ち着いてから(英語は素人ながらに)想像してみるに、要するに、彼ら(イタリア人のフロント係)は、"No problem" というのを、要望か苦情かそんなことは関係なしに、とにかく客への応対の際の万能語として教育されてるんじゃないだろうかと。 客の要望に "No problem" と答えるのは自然、でも、客の苦情(=自分たちの側の不手際)に "No problem" と答えたのではそれこそ問題だと思うんですけどね〜(そんな細かいことはどうでもいいのか^^)。

2005年03月17日

ESRC Spring School

ESRC Spring School at Oxford が終了。ESRC セミナーだけでこちらに来てからこれで3回目。今回がもっとも充実したセミナーだった。3度目になると、ポツリポツリ顔見知りがいて、サリー大学の中国人院生と再会。彼と「前回はひどかったが、今回はすばらしいねぇ」という話をしていたら、前回のセミナーでひどい講演をした当人(スターリング大の先生)も参加してはった。でもこの方、話してみるととっても良い人で、5月中旬の Stata Forum at London 、6月末の BHPS Conference at Colchester で、また会えるみたい、「有益なセミナーだったねぇ」と同意して別れた(上のふたつ以外の今後の予定は、Dream2005 at MK(3/31)、次の ESRCセミナー at Oxford(5月上旬)、5月末から6月初めにかけてイタリアで開催される これこれ 、8月の Oxmetrics Conference at LondonESWC2005 at London 。4月と7月が空くのでもうすこし入れるつもりです。自分の発表するわけじゃなし、気楽なもんです^^ )。

で、今回のセミナー。どれくらい充実していたかというと、シカゴ大学のドクター院生(政治学)がこれだけのために来たと言ってたほどで(まぁポーランド人でポーランドに帰る途中とのことだけど、年齢は私と同じかちょっと上くらいか^^;)。5日にわたる講演者のうち、最初の3日はオックスフォード人脈であちこちに散らばっている統計の先生がたらしく、後半の2日はアメリカから講師を招聘していた。テーマはパネルデータのGLMやGEE、計量経済学の定番本(Baltagi、Hsio、最近は Wooldridge あたり)とは違う角度からの(というかヨリ一般的な)解説だったので、視野が開けた気がする。ニューヨークから来たオッサンの講演だけはしょうもなくて途中で退席したが(準備不足をその場の思いつきの喋りで補おうとするもんだから脱線しまくりで私などにはちょっとキツいですね、でも他の人も寝てたけど)、他の講演は非常にためになった。以前から興味を持っていた分野だったこともあるが、実に簡潔に要を得たプレゼンで、スライドの一枚一枚に引き込まれる感じ、時間がたつのを忘れて熱中できた。こんなに有意義なセミナー、来年の春にも時間があれば来たいけど、無理だろうなぁ。。。
それにしても、アメリカ人のプレゼンて、なんであんなに力がこもるんでしょうか(芸人のウケねらいに近いものを感じてしまう)。内容が良ければ十分だし、イギリス人のおだやかなプレゼンの方がよっぽど心にしみると思うんだけど。

2005年03月10日

BBCのChina特集など

このところ、BBC ニュースで China 特集がよく流れる。
英国のTVでもっともセクシーな女性 といわれる、朝のニュース番組Breakfast のキャスター Natasha Kaplinsky が、昨日もトチくるって、"China, SECOND LARGEST ECONOMY" とか何度も繰り返していたのはまぁ許すとして
特集では、どうも、中国の「歪み」を集中的にとりあげている感じ。毎回、貧しい農家や都市のスラムの映像が流れて、この二重構造(という言葉は使っていないが)についてどうお考えですかと、共産党の偉いさんへインタビューするというパタン。涙を流して生活の苦しさを訴える農夫の映像があったり、「微妙な問題だから」と返答を渋る人に「政府はちゃんとしてくれますか」と何度も詰問して「政府の保障は十分ではない」という答を引き出し、「中国では政府への批判はめったにありません」と締めくくったり。

こちらで Chinese の先生と仲良しになった。9月から数えて2度あっただけなのに、クリスマスカードをくれた優しい人。お礼に、2月上旬にうちに招いて日本食をふるまった。ロンドンへ連れて行ってくれというので妻の運転する車で連れていってあげたりも。長春のK大学から来ていて、こちらでは私と同じ身分(客員教授)。いくつか面白い話を聞いた。たとえば、K大学では First Class 教授でも年収 100 万円、国内では物価が安いので問題ないが、海外に出るとヒジョーに困るとのこと(そりゃまぁ人民元が安すぎるからですが)。中国の自宅の家電製品はすべて日本製(日本ブランドの中国製)、などなど。で、K大学にいつでも invite してくれるそうです。長春といえば旧満州国の首都新京、行ってみたい。

2005年03月09日

統計パッケージ

TSP 5.0 が出る模様。
TSP のメジャー・バージョンアップは、かれこれ20年ぶりくらい?ver4 → ver5 への主要な変化は、パネルデータの推計コマンドが改良されたことらしい。Green のテキスト等に以前から掲載されている Fixed Effect モデルや Random Effect モデル、後者の基礎・応用研究の進展が最近いちじるしい様子。

なお、統計パッケージといえば、StataEviews のふたつは話題になることが多い。これらの利用を前提にしたテキストや事例報告も多いし、マニュアルがいろいろな分析手法の実践的な解説として充実しているようにも思うので、上の TSP5.0 の注文とあわせて購入してみることにした。ただし、ソフト自体の有用性については・・・
Stata は経済畑のものではないが、常に R と対置されている(R 派と Stata 派に分れる感じ、もちろん Stata が多数派)。R は使いにくいフリーソフト、Stata は使いやすい商用ソフトというイメージ?Stata の場合、たしかに、R のように変数型やデータフレームに関する準備知識などは不要なので、データ処理はある意味で簡便になるが、他所で少しさわってみた感じでは、その簡便さすら未完成の印象をもった(たとえば、スプレッドシートを開くと他の作業ができなくなる、とか)。
EViews は、B.Hall & R.Hall 夫妻の離婚後にご主人の R.Hall がはじめた PC-TSP の流れをくむパッケージらしい。紛らわしいが、単に TSP というと、冒頭↑の B.Hall の本家 TSP。離婚前は夫妻で共同開発ということになっていたらしいが、離婚後に、著作権者は奥さんの B.Hall になった。R.Hall が離婚後にはじめたのがこれとは別の PC-TSP。本家 TSP は当初 Fortran で書かれたメインフレーム用のソフトで一時期ソースファイルを配布していたが、PC-TSP はそれに対抗して?パソコン用 PC- を強調したもの。しかし、機能的には本家 TSP の足下にも及ばない駄作だった。PC-TSPのイメージは簡便・守備範囲せまい・融通がきかない。まぁ個人的には、経済畑のこの種のソフトは、GiveWin + PcGive + Ox + 本家TSP の組み合わせで「もう打ち止め」という印象があるのですが・・・(Ox が、Gauss コードも解釈して実行できるようになった時に、なんだかもう、これ以上のものはぜったいに出てこないだろうと感じた^^)。
なお、B.Hall & R.Hall の離婚とふたつの TSP の話、私は十数年前に聞きましたが、いまでもあちこちで語られているようで、サリー大学とかでマネージメントを専攻しているという若い中国人大学院生ですら知っていて、Eviews に R.Hall が絡んでいるというのは、実は彼から教わった話(見るからに聡明な好青年でした、「ゆびうす」とはなんのことか最初わかりませんでしたが^^;)。

2005年03月06日

BBCの報道

BBC のニュースサイトで Korea を検索・・・結果に苦笑。


2005年03月03日

真実究明は大事

われわれの一方的な努力で解決できることではない。日本は過去の真実を究明し、心から謝罪し、賠償することがあれば賠償し、そして和解しなければならない。
一方がおのれの「主観」を『真実』と主張しつづける限り、真の友好など生まれようがないでしょ。日本国民ほど、強く衷心より、往事の真実究明を望んでいる者はいないと思いますがね。

(日本人拉致被害者とその家族に言及して)、日本人は、日帝36年間に、(その)数千・数万倍の苦痛を受けた韓国民の怒りを理解すべきだ。
日韓併合の「功」と「罪」については、それこそ『過去の真実を究明』すべき。でも、往事の『日帝』支配が「罪」ばかりだったと仮定できたとしても、そのことは、現在の朝鮮人が現在の日本人に対して犯した罪/犯す罪への免罪符にはなりえませんわね。