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2005年12月28日

売春法

ひさしぶりにたまたま見た The Guardian の記事、『売春への新たな締めつけ』から、英国では「赤線」(Cf. GHQ「公娼廃止指令」1946年)が導入されようとしていたことを知った。
この red-light-zone 計画で売春をライセンス制にして合法化しようとしていたのは、愛人問題で辞職した元・内務大臣の D.ブランケット。現大臣がこれに「待った」をかけて180度方向転換、kerb-crawler(売春婦を見つけるために歩道沿いに車をゆっくり走らせる人、飛田や松島にもいますネ^^)の運転免許を剥奪する等の新方針を打ち出したとか。
kerb-crawler は運転免許を剥奪されるだけでなく地方紙に名前を公表される^^とか、英国ではマッサージ屋とサウナ(そーな)が売春窟だとか、リバプール市がこのライセンス取得にやっきになっていた^^とか、ミドルスブラ市がもっとも盛んだとか、英国売春婦団体というのがあってこの新たな動きに猛反対しているとか、いろいろと情報満載だけど、私はなにより、ブランケット元・大臣がどんな理屈で「赤線」導入政策を持ち出したのかを知りたい(やっぱり、自由意志の尊重?)。

BBC のサイトで、2004年7月の答申(D.ブランケット内務大臣)へのリンクあり。ついでに、欧州各国のやり方。オーストラリア・ニュージーランド・オランダ・ドイツ・ギリシャ、「赤線」を合法化してるのね、知らなかったのはウブな私だけ?^^;

2005年12月26日

洋画のタイトル

研修中にすっかり映画好きになっちゃって・・・(まったくの俄仕立てだけど^^;)。向こうでいっぱい見てきた分のなかには、タイトル(邦題)を聞いても何のことかわからず、話の筋を聞いて、あぁそれなら知ってる、ということがたまにある。「ウェールズの山」(The Englishman who went up a hill, but came down a mountain ^^)、「リタと大学教授」(Educating Rita)、このへんは共通しているけれど、たとえばサッカー好きと話をすると・・・「おいら、シェリガンの直筆サイン持ってるんだよ」「誰っすか、それ?」「マンUが三冠になったときのセンターフォワード」「あぁシェリンガムね」といった風な調子に。「ベッカムに恋して」(Bend it like Beckham, 「恋して」?)、「シーズン・チケット」(Purely Belter, あぁあの、アラン・シアラーが出てたやつ)、「ドリームゴール」(When Saturday Comes, あぁあの、ロード・オブ・ザ・リングの脇役が主役を演じてたやつ)という感じ。
「高慢と偏見」、年明けに公開。マンチェスタの南・チェシャーの Lyme Park が舞台(主役 Colin Firth, aka Mark Darcy)の前作は退屈だったけど、今回は Keira Knightley。「ベッカムに恋して」では、主人公のインド人とツートップを組み、アイルランド人コーチに横恋慕するイングランド人。「ラブ・アクチュアリ」では、黒人を生涯の伴侶として選ぶ、白人男の憧れの君。ついでに、「キング・アーサー」では原住民部隊の指揮官(とっても無理があった^^)。ようするに、多文化共生のイングランド的偽善をさりげなく演じる役どころで、いつも映画全体をすこし軽薄にしてしまう人、なんちゃって^^。きっと見に行くつもりです。

少子化

12月24日の朝日新聞(asahi.com)の記事から、少子化は「所得格差が原因ではない」、小泉首相が強調

「少子化の流れは過去30年の中で出てきたもので所得格差が増大する中で進んだとの短絡的な説明はあたらない」(猪口・少子化担当相)というのが妥当と思うけれど、保育所等については、異なる(むしろ逆の)観点からのアプローチもある。たとえば、「保育料を現在より月1万2000円余計に徴収すれば、待機児童問題は解消する」。

2005年12月23日

不親切なデータ

同僚の先生が購入した某社の某データファイル。うまく読めないようだということで、わたしも拝見。拡張子こそ一応 CSV なんだけど、中身はどうやら、LRECL(170) RECFM(F/FB) という感じの旧式固定長ファイルを CD に焼いただけの様子、レコード数35万、漢字はJISコード(ただし漢字イン・アウトの制御コードなし)。いまどきこんなのを「商品」として売るかな〜と、ちょっとあきれる。10年前にわたしが思ってたようなことは未だ有効?(「どんなデータにも対応しうるという意味で、データ処理にかかわる研究者にはプログラム言語が必須」)。というわけで、チョコチョコと3つのファイルに分割(正規化)して、とりあえず、マイクロソフト・アクセスに入れてみる。これもなんだか使いにくそうだけどしかたない(実ははじめて使ってみた^^;)。Postgres や MySQL を使うわけにはいかないし、さらに、ネットワークで共有してはいけないという条件がついているから。

ところで、このウェブログのRSS機能、漢字が化けていたようなので修正(こちらは、誰にとっても、何の意味もなし^^;)。

2005年12月16日

CiNII, OCU Biblio

国立情報学研究所の論文情報ナビゲータ CiNII。数年前に鳴り物入り?で運用開始。本学は、早々に全面協力ということで、学内で発行される紀要類のすべての掲載論文の情報を(本文も含めて)提供開始したはず。が、じっさいには、本文まで提供している大学は少なく、このシステムは、実はあんまり役にたたない。私の場合、大阪市大経済研究所が古くから続けてきた OCU ERI-Biblio のほうがずっと良い。
おまけに、この CiNII とやらは、当初無料だったのに、今年あたりから有料化された。どうでもいいことだけど、こいつが鳴り物入りで発足したおかげで、私たちの経済学部サーバでは、1997年くらいから細々と手弁当で続けてきた「経済経営論集」のインターネット公開サービスを停止した。もちろん無料で(一部の)本文も公開していたので、学外からもたまに引き合いがあったんだけどな(いまさら再開するつもりはもちろんないけれど)。。「国立」のサービスなんていらない。大阪市大の検索サービスが消滅してしまわないことをねがう。

2005年12月14日

小枝2、分配論

↓の経済情報処理演習II、やはりこんなことではいけない^^。あと8回も残っているのなら、それならそれで、本腰を入れて仕切り直そうということで、昨日の会議中に、今日の講義資料を作成。とりあえず年内は ↓のネタをひきずって、正規表現まで持っていくことに。次のお題、一週間の期限を切った課題にして、あれこれ悩んでもらった後に、実はこんなに簡単にできちゃうんだよ〜というオチ(このパタンばっかりだけど^^;)で年内終了の予定。

昨日の「特任教員任用規程の改訂の説明会」。「リストラ」の波がすぐ身近にも?説明会直後の喫煙コーナーでの談話。(私を含め)日頃はアメリカ式経済学の advocator をやっている人間が、住宅ローン残高の不安を語りあい、ふと思い出したマルクスの名言(「各人からは能力に応じて・各人には必要に応じて」ゴータ綱領批判)で盛り上がる。

2005年12月13日

明年度、PC実習

大学院の「マクロ経済学実習」という科目が追加になって、明年度も、春学期8コマ、秋学期7コマといったスケジュール。減単について確認したところ、9コマ以上でないと認められないとか。。まぁ、研修帰りの懲罰^^;ということでお引き受けいたしますが・・・

減単願いで閉講にしてもらおうと思った科目は、学部の「経済情報処理演習II」。履修登録者15名、出席者5〜7名;;他学部でもこの種の「あどばんすとクラス」はなくなってきたし、2年に1回の開講でいいと思う。今日のお題は「データ処理の小枝(こえだ)ぱーと1」。こんなデータから、こんなクロス集計表をつくる作業。まずExcel でやってみる。(1) 住所フィールドから市町村名だけを抜き出す(mid 関数)、(2) コード番号の上2桁から業種分類の新しいフィールドをつくる( left 関数 | value 関数 | lookup 関数 )、(3) ピボットテーブルでクロス表作成、という作業の流れ。次に R で同じことをやってみると・・・こんな風に簡潔に?できるんだよ〜という話。こういうのはあんまり意味がないかもしれません(けっきょくExcelでもできるんだから)。でも、今年度は、この調子の自転車操業で、なんとか、あと8回(9回?)。

2005年12月11日

JGR, 春木屋

JGR (Java GUI for R: 開発者自身は「じゃぎゅあ」と発音してた)。Windows 版は簡単にインストールできて、たとえば iPlots (と名付けられたライブラリ)などが使えるようになる(日本語のエラーメッセージなどは化けて何が何やらわからなくなるので、R のインストールディレクトリ/etc/ に Renviron.site というファイルをつくる・ファイルの中身は LANGUAGE=en の一行だけ・日本語変数名はダメ・グラフの日本語表示は大丈夫)。複数のヒストグラムの連携(ihist 関数)など面白そうだけれど、まだ発展途上かなという感じ(帰りの新幹線のなかで少しだけ試行錯誤してみたんだけどうまくいかないことが多かった・たぶん私がよくわかっていないのでしょう)。"To add something new by myself, do I have to be a Java programmer?" とかいう感じのどなたかの質問に、"YES for now, but NO in the near future" という答だったので、(もうすぐ五十路に突入する)私の場合は、R 言語でのコーディングも可能となるまで待てばよい。しかし、40歳くらいならば、ここらあたりでこの機会に? Java に没頭してみるべきかも。。いや、(直接には結びつかなくとも)余裕のある時期に集中してやっておくと、あとできっと役にたつこともあるのではないかと思います。

新宿三丁目の便利な場所に安い宿を見つけた(東京ビジネスホテル)。徒歩数分で明治通りに出て、そこから徒歩15分ほどで早稲田通りに出る。で、ぶらぶらと立ち寄った早大学情センタで、『日本は昇った』(ノーマン・マクレイ著、河村厚訳)という小冊子を見つける(戦時中に書かれた『皇道経済学』なんていう本などにまじって置いてあった)。ロンドン・エコノミストが 1962 年に組んだ日本特集のタイトルは "Consider Japan"(邦訳『驚くべき日本』)、1965年の特集のタイトル "・・・(略)・・・Reconsider Japan"(邦訳『それでも日本は進む・驚くべき日本その後』)、そして 1967年の特集のタイトルが "The Risen Sun"(邦訳『日本は昇った』、RISING sun じゃなくて RISEN でした^^)。「訳者あとがき」だけコピーして持ち帰る(いま調べてみると桃大図書館にも入ってましたが)。ロンドン・エコノミストの分析によると、日本経済成功の「七つのカギ」は、巧みな計画経済、高等教育の普及、旺盛な設備投資、労働力移動の成功、独特の銀行・金融制度、集団的忠誠心、優秀な官僚。しかし、すでに 1967 年の時点で、これらのカギが、もはや阻害要因になっていると指摘されているらしい。訳者の解説では、「日本に進出する外資の立場から、日本独特の経済制度や社会慣習・・・を論ずるくだりで・・・(著者は)途方に暮れたようなタメ息を」ついている、そうです。

土曜から日曜にかけて、新横浜の妹夫婦の家に一泊。ラーメン博物館にて、荻窪・春木屋ラーメンを食する。懐かしい味、おみやげに手に持てるだけ買い込んで帰阪^^。

景況調査データの分析。経営者の悲観的な心理が DI 指数を軒並み悪化させていることを示すのに、Unobserved Component のモデルが使えないかなぁと思いつくが、道のりは遠そう。

2005年12月06日

時間割、講義

この秋学期は、月曜日2限から5限まで、木曜日1限から4限まで、いずれも、4コマぶっとおしの連続講義(+金曜日非常勤2コマ、火曜のボランティア・サブゼミもどき2コマはキツいのでもう中止)。この時間割は、無理です;;毎回の講義準備も十分にできず、これまでの蓄積の使い回し。学期途中ですでに息切れ。

ところで、今日の計量経済学のテーマは「比率の推定」。毎年ここで、授業内容にかこつけて、教室内で「標本調査」をやる(「作為」抽出になってしまうけど)。たとえば、桃大生全体の内閣支持率を推定してみようということで、「現内閣を支持する人は手を挙げてください」。小渕内閣の頃からやっていて、適度に手が上がるのでちょうどよい練習問題になっていたはずなんだけど、今年は誰も手を挙げなかった。そこで質問を変えて「憲法改正は必要だと思う人」、これも挙手ゼロ。でも、「それじゃあ、憲法改悪に断固反対の人」というと、即座に、数名が手を挙げた。なんだか不思議なきもち^^。そういえば、11月初旬の推薦入試のときにも、受験生の「自己推薦書」のなかに、「憲法改訂の動きに危惧を感じる」といった文言を何度か見つけた。たまたま私が面接をした人たちのなかに同じ高校からの受験生が3名、いずれも判で押したようにこのパタン。(高校の担任の先生の指導もあるんだろうけれど)とても感心した。どういうことを言えば喜んでもらえるか、どういう風に応対しておけばよいのか、受け狙いのコツをちゃんとわきまえている。計量経済学の受講者数も減少の一途だし、この「調査」は今年かぎりでやめる。

木曜日から土曜日まで、東京へ学会出張(したがって、今週の木・金は休講^^)。統数研での講演会ほか。ちょっとくだけた内容(Interactive Graphics for Data Analysis in R とか)なのでたのしみだな〜。