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2011年01月25日

完璧の中国、トップダウン

留学生向け英語講義の期末試験(の最後の問題)。F統計量を用いる構造変化の検定。もちろん、ポンポンポンと三回ほどクリックすれば解けてしまうパッケージもあるんだけれど、あえて、統計学の定理の意味を理解したうえで自分で統計量とP値を計算するプログラムを作成する問題にした。P値がゼロになるので帰無仮説(「構造変化は起きなかった」)は棄却される、つまり「構造変化は生じた」が正解。受験者中(国籍は和蘭・芬蘭・中国・越南・日本など)、正解者は(というか、おそらく問題の意味を把握できていた者も)中国からの留学生3名のみ。3名ともパーフェクトな解答。おそれいりました。

かたや、経済情報処理演習IIの期末試験では、平均51点(100点換算)のなかで、我がゼミの三回生がただひとり満点の解答(これだから「ムズかしい」ことはやめられない^^)。

他部局のプロジェクトをめぐって、当部局でも若干の議論がおきた。個人的な思いを吐露すれば、「ICTを活用して(お客様に)きめ細かいケアを」といった言い方には、二つの問題があるように思う。ひとつは、まるでいままで「きめ細かなケア」が行われてこなかったかのような事実誤認。もうひとつは、ICTを活用すると夢のように問題が解消されるという錯覚。トップダウンの産業政策なんて成功したためしはないのに、100回失敗しても101回目は成功すると政府は信じている -- けだし、名言^^

2011年01月23日

iPadのWiFi不調

iPadのWiFi接続不良があちこちで指摘されている模様。実は拙宅でも購入直後からこの問題に悩まされているのです。うちの場合、いったんは接続できても、知らぬうちに(数分後ないし数十秒後には)勝手に接続が切れている(というか、ローカルではつながるのでGWのIPなどが消えてしまうようだ)。たとえばニュースサイトを開いても、ニュースを読んでいるうちに接続が切れるので、次のページを読むためには設定画面に移動してWiFi接続をリセットせねばならない。1ページ読むたび毎に接続を切ってつなぎ直す作業が必要という、かなりバカげた「仕様」^^。
iPadテクニカルサポートとやらに電話して、動作保証がとれているWiFiルータのメーカ名型番を教えてくれと問うてみた。「すぐに調べて5分後に折り返しお電話します」ということだったが、数日を経た今も音沙汰ナシ(さすがにソフトバンクのサポート、むしろ感心^^)。巷の噂では「B社のルータとは相性が悪い」とか。おぉウチはまさにB社だけれど、「相性」ってそんな言葉で片付けられても^^・・・と苦笑しつつ、無線ルータ側の設定をところどころいじってみた。で・・・802.11nのチャンネル幅とやらを20Mhz(デフォルト値)から40Mhzに変更したところ、まともに動きだしたようなんだけど(いやまだわからん、アップルの推奨設定ページには20Mhzとあるし・・・^^)。

2011年01月18日

メールの民間利用

月曜夜〜火曜朝は一週間の「寝だめ」。12時間の爆睡から目覚めたら、カチンとくる記事を見つけたので、トゥギャってみた^^。

情報管理大丈夫?78大学がメールに民間利用(読売新聞)

RT @sasakitoshinao: なぜ見出しに「?」が・・。民間=信用できない、という考え? 読売は頭の中大丈夫か。
RT @ikedanob: いまだにこういうオヤジがいる・・・
RT @noriomurakami:「いまだに」どころか、こういうオヤジばかりですよ。私も疲れた。

ところで、英語講義の学期末試験は、R でひたすら(簡易)プログラムを書く問題ばかりにした(今年は日本経済のことはほとんど話さなかった、興味を持ってそうな子がいなかったので)。昨日は事前の問題解説(mock exam. というヤツですネ)。本番も同じ問題が出るのかという質問に、Don't memorize the answer itself, study the procedure. とかなんとか、集まり散じて人は変われどいずこも同じ学生気質^^。それはともかく、今週土曜日の補講では、2時間かけて同じことを日本語で説明する予定(日本人受講生と一部アジアからの受講生のために)。さて何人の受講生がこの補講にやってくるだろうか(たった1人しか来ない気がする、この補講にも来なければいくらなんでも不合格だよ^^)。

2011年01月07日

新年のはじまり〜

昨日から授業再開。四回生ゼミの卒論締切日。どれくらい出てくるか不安だったんだけど、期待どおりに提出してくれた。三回生ゼミは、新年にあらためてゼミの目的を確認。(広義の)プログラム自作・情報社会論・データ分析のどの分野でもオッケー、とにかく自分のテーマを確定しようということに。経済情報処理演習IIは、残りたった4回の講義で Unix(Linux) の速習コースに突入。1回目は基本的な Unix コマンドと emacs, gcc に触れてみた。次回は grep, sed と正規表現、そしてシェル・スクリプトに・・・(ムチャか^^)。

写真部の学生さんとひさしぶりに会う。学祭のときにOBの方が作成してくださった写真部の幟を持ってきてくれた。「すっかり忘れてました〜」って、キミね・・・^^。17日からマーガレット館で写真部学内展です。お時間あれば、ぜひお越しください。

ハーバード白熱教室

昨年NHKで放映されて話題になった「ハーバード白熱教室」。これのオリジナルビデオが iTunes U で無料配信されていることを、一昨日深夜に、たまたま見つけた(こちら)。で、サンデル教授の本(「これからの正義を語ろう」)をパラパラとめくっていたら止まらなくなり、昨日の通勤電車のなかで読了^^。ベンサム→カント→ロールズ→・・・という流れのなかで、功利主義は隅っこに置き去られたまま。ケインズですら道徳を個人の選好の集計として語る?(お話にならない?)。


天王寺

2011年01月04日

自炊

正月中にiPad関連の備品を3点購入した(昨日注文したら今日届いた、Amazonは正月も24時間稼働?)。スタイラスペン、断裁機(PK513L)とスキャナ(S1500)。後二者は、巷間うわさの「自炊」道具。自分で電子書籍を作成することを「自炊」と呼ぶそうだ。拙宅には、断裁機、スキャナともに(年代物の)高級品が既にあるのだが、前者は写真プリント用、後者もフィルムスキャンに特化した機種である^^。というわけで、上記2機種をとりそろえて、流行を追ってみることにした^^。
手順はいたって簡単で、PK513Lで本をばっさりと裁断(全ページをバラバラに)して、S1500で適度な大きさのpdfファイルにする。たとえば、300ページほどのハードカバー本を、表裏背の厚いカバーを手で剥がし、半分ずつ裁断して、30枚〜50枚ずつスキャンするだけ。わずか10分ほどで電子書籍が完成する。こうしてできた電子書籍をiPadで読むためのソフト(Viewerアプリ)については、いくつか試してみたが、けっきょく、iPhoneでも使っているGoodReaderに落ち着いた。栞をはさむ・下線を引く・ノートを任意の位置に添付・(フリーハンドで)書き込むといった一連の作業が可能。
いまのところはこれで十分に満足。今後の課題^^は、テキスト化かな(Acrobat9のOCR機能ではファイルサイズが大きくなってしまって・・・)。