Archives
Recent Entries
Search


2011年05月27日

ライカはローリングストーン

さきほど届いた Photographic Bay (カメラ情報誌)からのメールを読んで苦笑した。ライカが新しいデジカメを発表!中身はパナソニック!外面の装飾をのぞいて両者の違いは$400の価格差のみ!(パナソニックのロゴがライカにかわるだけで$400高くなる、元記事はこちら)。

それにしても・・・ライカといえば未だにまず頭に浮かぶのは、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」をもじった、「ライカはローリング・ストーン」という歌。作詞者は「イムジン河」の日本語詞も書いた人だが、この歌はおもしろい。まず、ローリングストーン(転がる石)の意味をカンペキに履き違えている。ディランの原曲は、路上生活者に転落した富豪令嬢に向かって「帰る家も無い、転がる石のような生活はどんな気分だね」と歌っている。人生の成否など運次第なんだから貧乏くじを引いたやつのことをもう少し思いやれ、そういう前提(ヴェール)で社会の物事を考えよ、という真意である(と私は思う)。いっぽう「ライカ」では、転がる石は苔むさず、常に輝きを放ち続けるライカやカルチェはいつまでもボクの宝物だと言っている。ストレートに受取ると、お金持ちボンボンの戯れ言だけれど・・・いやいやここは水に落ちた犬は打たずの和風精神であえて別の含意でもじり直しているのだろうか、はたまた虚飾の資本主義を謳歌することによって逆にその軽率さを示そうという意図であろうか・・・等々と興味はつきないのだ^^。

2011年05月26日

会議が早く終わったので

さしたる審議事項がないため本日の研究科委員会は中止、という研究科長の英断により、4時30分で勤務終了。かばんの中に(なぜか)カメラが入っていたので、帰りに靱公園(バラ園)へ寄り道してみた。見頃も過ぎた日暮れまぎわで、人影まばら。でも、こういう場所はそういう頃がいちばん好きだ^^。


2011年05月22日

個人情報保護など

個人情報保護のことを実はあまりよく知らない(昔から Human Rights 人権という言葉にアレルギーがあったものだから・・・)。手始めに、難波と梅田の大きな書店をひととおり物色した後に、Amazonのカスタマーレビューなどを参照しながら、数冊の入門書を購入してみた。でもなんだか、同じような人が同じような本をいっぱい出版しているようで、既にうんざりしはじめている。

源兵衛渡の隧道(22/May/2009, 2年前の今日)

う〜ん、写真を撮りにいきたい〜。

2011年05月20日

ノートPC貸出の終了

本学では、この春学期をもって、在学生へのノートPC貸出制度を終了する。このことが決まったときに学内ではほとんど反対意見はなかったように思うが、春先にある父兄(若干一名)から、やめるのはけしからんという電話があったらしい。この人はその後もしぶとく存続を要望しておられるようだ。水曜日の某委員会でその主張の概略を聞いてちょっと驚いた(ここには書けないけれど)。

貸出制度を終了する理由は以下のようである。この制度が発足した当時のPCは高価なぜいたく品だったが、いまや数万円でノートPCは購入できる。奨学金や学生アルバイトの稼ぎで手の届く金額になったということだ。じっさい利用者数は年々減少を続けており、昨年度は全学生の数%ほどにまで落ち込んだ。いっぽう、この制度を維持するために投じた予算は半端な額ではない(教職員平均年収の○倍)。管理上もひどい問題が生じていて、数ヶ月借りっぱなしのまま返さないので大学職員が下宿まで回収に行くとか、壊されて返却されることはしょっちゅう、めちゃくちゃに壊れて返ってきたためにメーカーの修理保険すらきかなかったという事例もある。

そもそもこの制度はおかしい。不完全な制度だと私は思う。PCが必要だが自宅にPCを持てない --- そういう学生を援助するための制度であるはずなのに、実際に借りに来た学生がほんとうにそういう学生かどうかを判別する仕組みが備わっていないのである。PCは大学が貸してくれるからその分のおカネは遊興費に回せばよいという学生がいたとしても、それを排除することができない。経済学の語法では「情報の非対称性のためにモラルハザードを排除できない制度」にあたるはずだが、どうもしっくりこない。この貸出制度では、大半がフリーライダーとわかっていながら、むしろモラルハザードを奨励するためにムダなお金をつぎこんできたようにさえ思える。

奨学金をもらってもアルバイトをしても数万円のPCが買えないという学生がいないとはいわない。が、そういう学生を援助するためには、別の制度が必要だ。奨学金と同様の仕組みを作って、きちんとした審査を行ったうえで援助を与えるようにすればよいことではないだろうか。

2011年05月14日

Moodle の入門手引き

近年なにかと話題になる eラーニング、eポートフォリオ、学生カルテなどの教育用ICTシステム。大小の業者が、高額豪華版から廉価の簡易版までいろいろな商用ソフトを販売している。が、こういうものは早晩、オープンソースのソフトウェアに収斂していくのではないかと、ワタシは思う。

なぜならまず、オープンソースはフリーでおカネがかからない。これは大学経営の全般的な悪化にかんがみて、非常に重要なポイントだ。また、システム自体の質についても、早晩、オープンソースに軍配が上がりそうな気がする(活用の現場=大学を中心に開発が進んでいるのだから)。たとえば、オープンソースの統計ソフト R は、高額の商用統計ソフト S を超える(Sの一歩先を行く)という意味をこめて R と命名されたらしいが(私の勝手な解釈?)、いまやもう完全に S をぬきさって、統計ソフトの「世界標準」となった。同様に、eラーニングのための LMS(学習管理システム、Learning Management System)の分野では、Blackboard などの高額商用ソフトではなく、オープンソースの Moodle が主流になりつつある。Moodle での利用を前提にしたリメディアル教材などもあちこちで開発されており、この流れはもう止まらないだろう。今後、同じようなことは、eポートフォリオなどの分野でも起きるのではないだろうか。

しかし、この種のオープンソースが商用ソフトに勝てない唯一の?ポイントは、業者のきめこまかな利用サポート。オープンソースの場合には、「手弁当」でこれをやる必要がある。本学でも、商用ソフトの導入と並行して、Moodle などの活用を数年前から試みてはいるが、いちばんの問題はこれだ。外人の先生たちは既に「世界標準」の Moodle に慣れ親しんでいるから、なんの抵抗もなくすらすらと使いこなすのだが、一般にはそうではない。ネット検索してみると、あちこちの大学が、Moodle 利用のための自作マニュアルを準備していることがわかる。

というわけで、桃大 Moodle についても、ごくごく簡単な利用手引きを作ってみようと思い立った(こちら)。別のもっと良いものが出てくるまでは、これをボチボチと充実させていく予定(ボクが作るべきものではないのかもしれないけれど、まぁ立場上、みなさんに Moodle の利用を薦めていることもあり・・・)。

※と言ってるシリから、Moodle サーバがコケてる^^(ごくごくまれにこうなりますが週明けには復旧します、秋学期のシステム更新以後はゼッタイだいじょうぶ)。

2011年05月07日

大阪ステーションシティ

香典返しの品を物色するために梅田へ(できれば気にいってもらえそうなものを自分たちで選びたいと思って)。そのついでに、新装なった大阪駅ステーションシティの中をブラブラしてみた。オープン直後の混雑のせいか、ちょっと狭くて息苦しい感じ。北ヤードに広い公園ができればもうすこしゆったりとした空間になるのかも(大仏建立はやめて^^)。伊勢丹三越のオーディオ視聴室には、聞いたこともない舶来メーカーのお洒落な極小スピーカばかり。その横のカメラ売場にはライカしか置かれていない。何が楽しいのかわからない。でも、ほんとうの大阪人を知らないのはボクのほうだろうか。。


This way!
New buildings are yet under construction.

そういえば葬儀の遺影も自作したんだけど、いらないと断ったはずの写真屋がキャノンの古いデジ一眼(+裸の内蔵フラッシュ)で葬儀のスナップを撮っていた(喪主みずからがD700を持って会食のテーブルをまわっていたというのに・・・^^)。で、昨日、2L判10枚のアルバムが送られてきた。こんなものが○万円と聞いてビックリしたが、セット価格に含まれていて既に支払済だったようだ(どさくさでチェックできなかった)。どうせなら、もっと心をこめてくれそうな人をこちらで雇えたのに・・・。

2011年05月03日

Never Let Me Go

カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」を観た。ひさしぶりのキーラ・ナイトリー、なんだか凄い演技でとても良かった。のどかな田園の "special" な寄宿学校からはじまる、世にも奇妙な物語。科学の進歩を一身に体現した「特別な」小学生たちの数奇な運命。意外や意外の展開で、字幕がなかったらきっと最後までわけがわからんかったでせふ(^^)。


道頓堀川、淀川駅