このところ、BBC ニュースで China 特集がよく流れる。 (英国のTVでもっともセクシーな女性 といわれる、朝のニュース番組Breakfast のキャスター Natasha Kaplinsky が、昨日もトチくるって、"China, SECOND LARGEST ECONOMY" とか何度も繰り返していたのはまぁ許すとして ) 特集では、どうも、中国の「歪み」を集中的にとりあげている感じ。毎回、貧しい農家や都市のスラムの映像が流れて、この二重構造(という言葉は使っていないが)についてどうお考えですかと、共産党の偉いさんへインタビューするというパタン。涙を流して生活の苦しさを訴える農夫の映像があったり、「微妙な問題だから」と返答を渋る人に「政府はちゃんとしてくれますか」と何度も詰問して「政府の保障は十分ではない」という答を引き出し、「中国では政府への批判はめったにありません」と締めくくったり。
こちらで Chinese の先生と仲良しになった。9月から数えて2度あっただけなのに、クリスマスカードをくれた優しい人。お礼に、2月上旬にうちに招いて日本食をふるまった。ロンドンへ連れて行ってくれというので妻の運転する車で連れていってあげたりも。長春のK大学から来ていて、こちらでは私と同じ身分(客員教授)。いくつか面白い話を聞いた。たとえば、K大学では First Class 教授でも年収 100 万円、国内では物価が安いので問題ないが、海外に出るとヒジョーに困るとのこと(そりゃまぁ人民元が安すぎるからですが)。中国の自宅の家電製品はすべて日本製(日本ブランドの中国製)、などなど。で、K大学にいつでも invite してくれるそうです。長春といえば旧満州国の首都新京、行ってみたい。