ビザ(Academic, 一年)の期限切れにあわせて、滞在延長はせずに、8/31(9/1関空)帰国ということにしました。イギリス入国(2004/Sep/01)から出国(2005/Aug/31)までちょうど一年、渡英時に購入した往復旅券も使えます(渡航費の節約分は大学にお戻しします)。帰国後の雑務を想像してさいきんうなされたりするのですが(うそです^^;)・・・共同研究プロジェクトではほんとうにご迷惑をおかけしました。英語での講義、(お申しつけをいただければ)やらせていただきたく存じます^^(そのかわり、「世界市民」を免除に・・・^^;)。
ところで、英国のビザ=入国管理のことだけれど、911 以後きびしくなったということで、渡英前に東京の英国領事館へ直接行って、もらってきた(発行手数料は1人あたり7500円)。東京が歴史的な昼間温度を記録した日、朝一番に行って6時間ほど立ちっぱなしで待たされ(狭い部屋が申請者で満杯で立錐の余地もない状態)、渡英前からすごく消耗したことを覚えている^^(ある日本人ビジネスマンが待合室で大声で怒り狂っていた。郵送申請も可能だったが、待てど暮らせどビザが届かず、結局、渡英直前に直接東京まで取りに行ったという人の話を聞いていたので)。繰り返すが、911 以後に入国管理を厳しくしたということだったので、これはまぁ仕方ないかと思っていたのである。が、例によって例のごとく、こんないいわけは全くのウソだった^^;東京で「13か月のビザがもらえないか」と聞いた時には「911以後厳しくなったので絶対にダメです」ということだったのに、こちらに来てからわかったことは、こちらの Home Office に「手数料」を納めれば延長可能だということ。で、この「手数料」が、ハンパな額ではない(英国 Home Office のページ)。郵送申請の場合には1人あたり£335=6.7万円。でも郵送申請は例によってアテにならずパスポートを紛失したという事例があとをたたないらしい。Home Office へ直参した場合には、premium service とやらで、1人あたり£500=10万円!の「手数料」(ちなみに 日本の場合、在留期間延長手続の手数料は 4000円)。つまり何のことはない、911を口実にカネもうけの算段をしているだけのこと。留学生の常套手段(期限切れ直前に出国して観光ビザで再入国)も、呆れたことに、従来どおり(現場の裁量で)通用しているらしい。どうでもいい他人事ですが、まったく・・・(逝ってます^^);