昨年10月にバッキンガムのディーラーから£2900で購入した中古車の売却処分。まず7月はじめにロンドンの日本人ディーラに問い合わせ。返事は、8月末の引き渡しで(だいたい)£1000くらいで買い取れるだろうとのこと。そこで、この£1000を基準に個人交渉。親しくしているオックスフォードの人が、娘さんのために£1000+αで買いたいと言ってくれたので、この人に売ることに決定。
ちなみに、購入先のバッキンガムのディーラにも当然あたってみたわけだが、このクソじじいとの会話は・・・「いくらで買って欲しい?」「ロンドンの日本人ディーラは£1000で買うと言っている」「おまえ、この車を£1000で買うディーラがどこにいる?£750でなら買ってやる」。論外、アホらしくて話にならない。しかし、実は、このクソじじい、もっと恐ろしいことをしてくれていたのである。どうやら、この車には購入時に既に問題があったらしい。Volkswagen Polo 1998年製で 76,000 マイル走行済。「タイミングベルト」と呼ばれる消耗品を交換しなければいけない時期に来ていたのである。しかし、このクソじじいは交換していなかった。タイミングベルトが切れるとエンジンを破損して大事故につながることもあるらしい。つまり我々は一触即発の危険な車に、そうとは気づかず、10か月も乗り続けていたというわけ。これを指摘してくれたのは、上述の日本人ディーラ。車については、私は免許証すら持たず、運転はもっぱら妻に頼りきり、もとより日本では10万km走行済の車などに乗ることもなく、「タイミングベルト」などという用語を知るはずもなく・・・まぁしかし、購入時にちゃんと確認できなかったのはこちらの落ち度、信用したこちらがバカだったということなのでしょう。それにしても、えげつないことを平然とやってくれるもんです。
もちろん、私はイギリス人ではないから、売る相手にはちゃんとタイミングベルトのことは伝える(相手はイギリス人だけど例外的に良い人なので^^)。交換費用が£200くらいかかるらしいが、このことも伝えて、必要なら価格の再交渉やね;;