Sunday Times

こちらに来てから、ほぼ毎週 Sunday Times を買っていた(一週間のTV番組表がいちばん見やすくて充実していると思うので^^;)。こちらの新聞はまじめに読むのではなくて、フィクションを楽しむという風な読み方がよいのではないかと思うのですが、今日(7/31)のは特に面白かった^^。一面に、No checks as fugitive fled UK ユーロスターで海外逃亡してイタリアで拘束されたロンドン爆破(未遂)犯。ユーロスターの駅には彼の手配写真がいたるところに貼り付けられていたのに何故逃亡できたのか?という話(私も↓で、出入国管理はいいかげんだと思いました)。同じく一面、NHS failed to stop doctors raping scores of women NHS(国民健康保険)の精神科医が20年間に77人の女性にいたずらをしていたが、被害者からの訴えはずっと無視されていたとか。さらに、次の記事、Black museum of Japan’s war crimes 印刷紙面では Ms.Rumiko とかいう人の写真入りで、裏表紙をめくったところにどでかく五段ほどのブチ抜き。この記事は、この一年間にこちらで目についた(日本に関する)記事の典型。イギリス人記者のズボラな取材と稚拙な記事の書き方が、面白おかしいんです。たとえば、かりにも一国の最高裁が下した判決理由を一語も紹介せず、敗訴した原告側の主張だけを長々と引用するのはどうしてかなぁ、まぁこの人はたぶん日本語が読めないのだろう、とか・・・ちなみに、対応する日本語記事を Asahi.com と SanekiWeb で検索しても、それらしいものはみつからないのですけれどね。

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このページは、eiichiが2005年8月 1日 03:45に書いたブログ記事です。

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