聴力

10月末に受診した人間ドックの検査結果が郵送されてきた。酒飲みの典型的症例は例年のことだけど、おおむね昨年より改善。かの国の広大な自然のおかげでしょうか。ただひとつだけ、聴力の低下がいちじるしく、これも困ったものです;;聴力検査の見方 によると、私の聴力は、「中音域」(1000Hz)で臨界点(30db以下なら正常)に等しく、高周波域(4000Hz)で臨界点(40db以下なら正常)を上回る。これは、たとえばモーツァルトを楽しめないということですか;;以前にどこかで聞きかじったお話。それぞれの音には固有の周波数があり、低周波から高周波まで膨大な音の周波数レンジのなかで、ヒトに聞こえる範囲、犬に聞こえる範囲などなど、それぞれの動物固有の可聴範囲が存在する。さらに、ヒトの可聴範囲は民族ごとに異なり、英語レンジ、日本語レンジ、中国語レンジなどに分かれる。で、英語レンジと日本語レンジは世界中でもっとも離れている。ヒトの耳の機能は歳をとると固まってしまうので、歳をとればとるほど、日本人が英語の音をとらえることは難しくなる。海外には若い頃に行っとくべきだよ・歳とるとダメでさぁ~とか、ときどきこの話を言い訳に使ったりするわけですが、昨日ある人にこれを話すと、おまえはアホかという顔で、critical period hypothesis とかいうものを教わった。これによると耳の機能は 7歳から8歳くらいで固まっちゃうのですね。なんだ、20歳も40歳も関係ないじゃん(というか、たぶんそ~ゆ~低次元の話ではないんだね^^)。

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このページは、eiichiが2005年11月10日 00:28に書いたブログ記事です。

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