JGR (Java GUI for R: 開発者自身は「じゃぎゅあ」と発音してた)。Windows 版は簡単にインストールできて、たとえば iPlots (と名付けられたライブラリ)などが使えるようになる(日本語のエラーメッセージなどは化けて何が何やらわからなくなるので、R のインストールディレクトリ/etc/ に Renviron.site というファイルをつくる・ファイルの中身は LANGUAGE=en の一行だけ・日本語変数名はダメ・グラフの日本語表示は大丈夫)。複数のヒストグラムの連携(ihist 関数)など面白そうだけれど、まだ発展途上かなという感じ(帰りの新幹線のなかで少しだけ試行錯誤してみたんだけどうまくいかないことが多かった・たぶん私がよくわかっていないのでしょう)。"To add something new by myself, do I have to be a Java programmer?" とかいう感じのどなたかの質問に、"YES for now, but NO in the near future" という答だったので、(もうすぐ五十路に突入する)私の場合は、R 言語でのコーディングも可能となるまで待てばよい。しかし、40歳くらいならば、ここらあたりでこの機会に? Java に没頭してみるべきかも。。いや、(直接には結びつかなくとも)余裕のある時期に集中してやっておくと、あとできっと役にたつこともあるのではないかと思います。
新宿三丁目の便利な場所に安い宿を見つけた(東京ビジネスホテル)。徒歩数分で明治通りに出て、そこから徒歩15分ほどで早稲田通りに出る。で、ぶらぶらと立ち寄った早大学情センタで、『日本は昇った』(ノーマン・マクレイ著、河村厚訳)という小冊子を見つける(戦時中に書かれた『皇道経済学』なんていう本などにまじって置いてあった)。ロンドン・エコノミストが 1962 年に組んだ日本特集のタイトルは "Consider Japan"(邦訳『驚くべき日本』)、1965年の特集のタイトル "・・・(略)・・・Reconsider Japan"(邦訳『それでも日本は進む・驚くべき日本その後』)、そして 1967年の特集のタイトルが "The Risen Sun"(邦訳『日本は昇った』、RISING sun じゃなくて RISEN でした^^)。「訳者あとがき」だけコピーして持ち帰る(いま調べてみると桃大図書館にも入ってましたが)。ロンドン・エコノミストの分析によると、日本経済成功の「七つのカギ」は、巧みな計画経済、高等教育の普及、旺盛な設備投資、労働力移動の成功、独特の銀行・金融制度、集団的忠誠心、優秀な官僚。しかし、すでに 1967 年の時点で、これらのカギが、もはや阻害要因になっていると指摘されているらしい。訳者の解説では、「日本に進出する外資の立場から、日本独特の経済制度や社会慣習・・・を論ずるくだりで・・・(著者は)途方に暮れたようなタメ息を」ついている、そうです。
土曜から日曜にかけて、新横浜の妹夫婦の家に一泊。ラーメン博物館にて、荻窪・春木屋ラーメンを食する。懐かしい味、おみやげに手に持てるだけ買い込んで帰阪^^。
景況調査データの分析。経営者の悲観的な心理が DI 指数を軒並み悪化させていることを示すのに、Unobserved Component のモデルが使えないかなぁと思いつくが、道のりは遠そう。