医者・井戸端会議

不思議なもので、今学期のオブリゲーションがほぼ終了と安心しきったところで、きっちりカゼをひいた;;それにしても今学期は長かったなぁ・とくに正月前から。。我が家の中も今年は正月どころではなかったんだけど、論文(のようなもの)の締め切りに追われて、年賀状も松の内ギリギリの1/7に投函したありさまで・・・^^;共同研究プロジェクトでかなりの労力(私の労力ではなく他の方の労力)をかけたネタでもあるし、さらに、できあがった論文(のようなもの)のパッとしないできばえに、こりゃやっぱりあと一本か二本は、まがりなりにもアカデミックな感じのものをまとめなければいけないなぁとおもう今日このごろ^^。 ところで、ここしばらく、stroke で倒れた母のつきそいで、お医者さんの「専門的見解」とやらを拝聴する機会が多いのだけれど、率直に言って、クビをかしげることが多い。「専門的見解」のだいたい50%くらいは、「ぼくは厳密に言うと専門ではないから」「ここを紹介しますから」。で、行った先でも似たような「専門的見解」を聞かされる。「予約時刻」がほとんど意味をなさない、待ち時間の長さにもおどろいた。英国の医療システム(NHS医療保険病院の質の低さとか待ち行列の長さとか)を他人事のように揶揄していた自分がはずかしい^^;それから、唖然とするのは、巷にとびかうニセ情報のすさまじさ。大阪のおばちゃんの井戸端会議、ほんとにおそろしい。私も妻も日本にいないあいだに、井戸端会議などに参加したこともない世間知らずの母は、おばちゃんたちのニセ情報に翻弄され、病院を転々として、事態を悪化させていたらしい。でもまぁ、最初のあいだは表面上は比較的軽い症状だったので、「たいしたことない・よくなっている」という本人の言葉を鵜呑みにして甘く考えすぎていた私、身近な家族が細心の注意を怠っていたことが、やっぱりいちばん悪い。

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このページは、eiichiが2006年1月23日 12:41に書いたブログ記事です。

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