童夢・メロ、Freakonomics

トリノ五輪・スノーボードの日本人選手の名前、「童夢」と「メロ」。スポーツ選手に芸名はいらないだろうと思ったら、本名(しかも実の兄妹らしい)。名は体を表し、どちらも子供だましの拙い演技でメロメロ。別の場所での活躍は一切知らないのでひどい言い方だけど、名前が珍妙な分だけ印象も強い(こんな記事も見かけた)。こういう意味不明の宛字は暴走族の専売特許だったのでは?

名前で思い出したのは、Steven D.Levitt の話題?作 Freakonomics :A rogue economist explorers the hidden side of everything.。名前の付け方と、親の属性(肌の色・所得水準・教育水準)には強い相関がある(子供の生年と名前から親の属性を推測できる)。また、low-end の名前にはスペルミスが目立つが、最近は、ニックネームを正式の名前としてしまう傾向?(the nickname-as-proper-name trend)が顕著。さらに、名前は所得階層を上から下へ循環?(rotate)する傾向をもつ。10年前に high-end に多かった名前は、10年後には low-end で一般的になる。結語は、「カリフォルニア州の膨大な『名前データベース』の解析から示唆されることは、圧倒的多数の親たちは、子供への期待をその名前に込めるということだ」・・・・これはあたりまえですね。

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このページは、eiichiが2006年2月14日 02:20に書いたブログ記事です。

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