おかしな受講生(以下、H君)。
計量経済学の期末試験前日(1/23)。 H 君から次のようなメールが届いた。『明日、就職面接のために受験できません。試験を受けなければ単位取得は不可能ですか』。で、私は教務課に問い合わせて、追試受験の手続を、懇切丁寧に返信してあげた。しかしその後に、『先方の会社に言ったところ、面接日を変更してもらえました』というメールがふたたび届く。
期末試験当日(1/24)。試験直後に、 H 君から次のようなメールが届いた。『就職活動のために満足に出席もできず、今日の試験もまったくできませんでした。課題かレポートを実施してください。ご返事をお待ちしています』。もちろん、そんなことはできない。メールは無視。最初から、レポートで単位を取ろうというのが目的だったのね。
2月20日朝大学に着くと、研究室のドアに、『荒木様』と書かれた H 君からの封書が。中に入っていたのは、どうやら、私以外の他の先生の科目のレポート^^;のようなんだけど、なんなんだい・これは?だいたい、成績評価は1月末に終わってるんだよ。キミは、平常点はたった1回の出席のみ、試験は0点で、論外の不合格。
驚いたのは今日。教務課から連絡があった。ある学生から成績調査依頼(教員の成績評価への異議申し立て^^)が提出されたので、直接会っていただきたい、とのこと。その学生の名前を見て、あきれかえった・・・ H 君。すぐに教務課に電話して経緯を説明、「テキトーに教務課から連絡しておいてください」。教務課も簡単なメールで済ませたもよう。
とはいえまぁ、卒業がかかっていて必死だったのかなぁ・もういちど彼の答案を見直しておこうと思い立ち、夜の9時すぎに大学へやってきた。やはり、出席1回のみ・試験0点。彼のふざけた答案を見ながら、わざわざ研究室まで来たことを後悔している(今日はここで夜明かし;;)。