2006年4月アーカイブ

Womenomics

London Economist の 4/15 号 A guide to womenomics。これからの世界経済を支えるのは女性である。労働力として、消費者として、将来世代を育てる母親として、企業家・投資家・管理者として、女性は世界経済のもっとも重要な牽引車である。とくに最後の点については、いくつかの数字が紹介されていて、アメリカの大学新入生は男100に対して女140(スウェーデンでは150、日本では90)とか、イギリスでは医者や弁護士を目指す人の半数以上は既に女性とか。あるいは、女性の投資家の方が男性投資家より平均収益率が高いという調査があり、その理由は、女は男のように投資を churn しない(男のように目先の利益にとらわれて移り気な行動をとらないということ?)、男のように一点集中買いをしないということらしい。

Soft Paternalism

今週号のエコノミストは Paternalism の特集。Special Report : The avuncular state。「夜警国家」の対極に位置する "Paternalism"の新潮流、"Soft Paternalism" は、選択の自由を残しながら国家が個人を誘導する。J.S.Mill の言葉「ある人の行為が他人を害する場合のみ国家はその行為を抑圧してよい」に対置させて、Soft Paternalist たちは、一個人のなかにはいくつもの自己(selves)があって、現在の喫煙をこらえきれない self は、将来の肺ガンに悩む self を害しているわけだから、国家の干渉は許容されるというような主張をするらしい。彼らの提案する政策例、たとえば【sin taxes 政策】: 政府は smoker's ID を発行して喫煙を認可制に、smoker's ID の価格は5000ドルで、2500箱のタバコを税引き価格で購入する権利が与えられる。あるいは【sin licenses 政策】: 政府は喫煙ライセンスを供与、ライセンス取得者は前もって、いつどれだけのタバコを購入するかを申告しなければならない。まぁいずれも、私(=喫煙者)には効果はないように思うけど・・・。「タカ派」エコノミストの結論は、Paternalism はやはりいかがわしいのではないかという感じ。私も、素朴に同感。Soft Paternalist の説明、「人々は合理的な選択ができない・だから政府が選択を手助けしてやらねばならない」。でも、たとえば、政府がつくった愚かな制度に加入しないことを、人々が合理的に選択するようなケースもあるのでは。。

面白かったので、他でも話題にしている人がいるだろうと思って検索してみると、女子大4年生のブログを発見。大学4年でエコノミストの論文記事が読めるんだ、すごいな。

成分解析

話題の?ソフトによる成分解析結果

桃山学院大学の82%は成功の鍵で出来ています。

大阪はすべて元気玉で出来ています。

大阪市役所の87%は乙女心で出来ています。

経済の66%は怨念で出来ています。 経済の14%は記憶で出来ています。 経済の12%は不思議で出来ています。

株の57%は世の無常さで出来ています。 株の35%は努力で出来ています。

エコノミストの90%は夢で出来ています。

MS-VAR

H.M.Krolzig (英国・ケント大学教授)が作成した、局面転換モデル推計のためのプログラム。この 4/1 になって急に動かなくなったという問い合わせが、ある ML に殺到中。当の開発者は、忙しいのか、いまのところダンマリを決め込んでいる様子。でも、もともとボランティアで無料で提供されていたものを、「なんとかしろ」と当然の権利のように要求する様子とか、「PCの時計を4/1以前に戻せばよい」という解決方法しか提示されてこないのがおもしろい^^。本来ならば自分で作るべきと思うんだけど、それがあまりにも面倒なのはよくわかる。でも、それなら、他のソフトを探すとか・・・(アメリカのサイトにいくつかなかったかなぁ・商用だと Matlab に似たようなパッケージがあったと思うんだけど^^)。でもまぁ、publish, or perish で日夜追われていると、そんな余裕は持てないんでしょう。わたしも(already perished だけど)、ほんとは少し困るかな(逆アセンブルして時計チェックを外す、という発想がまず出てくるのは・・・^^;)。

ところで、ケントというのはロンドン南東の優雅な町で、「ぶりてぃっしゅ英語」の代名詞のような RS (Received Standard)英語を話す希少な人々が住んでいるという町ですね。RS を話せるイギリス人は、実は、イギリス全人口の数%(7%とか3%とか)以下で、ロンドン南東に集中しているそうですが、このへんに住んでいるお金持ちは、(イングランド人なら誰でもなれる)英語教師になんぞなるわけもありませんね。したがって、イギリス留学しても、「ぶりてぃっしゅ英語」は学べませんね。ケントに留学すればいいんじゃないかって? Krolzig (ケント大教授)はドイツ人で、彼の英語は直に何度か聞いたけれど、ドイツ語としか思えなかった。

町内会・軍歌

↓大ボケ運転手のせいか、昨晩は、小さい頃の町内「運動会」のことを思い出した。コロンビア・ローズだか畠山みどりだかの歌謡ショー(有馬か宝塚あたりの温泉)に、長屋のみんなが家族総出で出かけたときのこと。 私たちの世代(の貧乏人の生まれ)が軍歌に多少の造詣^^をもつ理由は、単に、幼少の頃に父親が酔っぱらっていつも歌っていたから。とくに、町内会の日帰り温泉旅行(「運動会」)ともなると、行き帰りのバスの車中は「見よ東海の空あけて」にはじまり、「あぁあの顔であの声で」に終わる軍歌のオンパレード、この二曲(「愛国行進曲」「暁に祈る」)などは、いまだにそらで歌えてしまいそうな自分が・・・^^;「より闘ったものはより寡黙である」とかいう洋物インテリの格言^^は長屋の町内会には妥当せず、子供心にもなんとなく、堂々と歌える人・歌ってよい人・拍手だけの人というランクがあったようにも思う。とくに「ここはお国を何百里」は、長男を陸軍にとられ大陸で死なせた我が荒木家の専売特許の感があった。出征経験のある人がぽつりぽつりと亡くなっていき、少年兵で名誉の傷痍軍人となった我が父だけが残り、軍歌を歌う習わしは完全に消滅。なお、未だに不思議なこと(要するに、なんにもわかっちゃいないだけのことなんだけど)は、「海ゆかば」が決して歌われなかった(と思う)こと。上級将校が好むインテリの歌だから?大政翼賛会と朝日新聞が推進した「国民の歌」だから?それと関連するのかどうかよくわからないんだけれど、我が家には靖国を敬う風習がない。というか、祖母からも父からも、靖国神社の「や」の字も聞いたことがない。昭和天皇の写真は神棚付近に飾られていて、「戦争に負けてニッポンは情けない国になった」というのは祖母と(かつての)父の口癖だったけれど。

運転手にキレた話

いつものように母を見舞った後、国立循環器病センターから千里中央まで、みんなでタクシーに乗る。しかし、今日のタクシー運転手は、ちょっとおかしかった。出発するときに、前の車がすこし邪魔をした。ほんのすこしだけだったけど、確かに、前の車が悪かった。しかし、それを、このバカ運転手(60歳前後のバカ爺)は、「こういうことをするヤツは、親の教育がなってないんだ」とぬかしやがった(全員、あ然^^)。みんな黙っていると調子に乗って、あんまりしつこく・クドクドと、他人の「親の教育」がどうこうと言うものだから、私「なんの関係もないだろう・もう黙れよ」と一言。そうしたら・・・このバカ爺、突拍子もなく、「あたしゃね・防衛庁のお抱え運転手やってたんよ・あんたね・国を愛する気持ちはあるかい」と言ってきた。こりゃ・ひさしぶりの基地外だと直感したので黙っていると、調子に乗ってさらに、「あんたがね、いま住んでいるこの国、この土地を守る気があるのかと聞いているんだよ」と言ってきた^^。で・・・この一言で、私、一気にキレちゃった^^。頭に血が上って、そこから先はこちらが基地外になってしまっていたと思うけれど、基本的には、千里中央までの10分間、このバカ爺に「アホ」「ボケ」の罵倒を浴びせながら、「職業倫理」のなんたるかについて、とうとうと説明をしてやったはず(だと思う^^)。タクシー運転手ごときが偉そうな顔をして、客にでたらめな講釈をたれるな・人様の親の教育をつべこべ言うなど100万年早い・そう思うのはお前の勝手だがそんなことを客の前で偉そうに口にするな・「国を守る気があるか」だと?おまえと防衛庁の役人以外はみんなひとりひとりが真剣に考えている・むかしの日本人はどんな仕事でも懸命にこなして台湾や朝鮮からも尊敬されていたんだ・おまえのような○○が日本を腐らせた・・・バカ爺は、最初の高慢チキな態度が徐々に軟化、「そうや・わしゃアホや」と言ったきり黙ってしまった。怒り?に上半身や指先をふるわせているのがわかったけれど、基地外(=私^^)を相手にするのはやめようと悟った様子^^。

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