MS-VAR

H.M.Krolzig (英国・ケント大学教授)が作成した、局面転換モデル推計のためのプログラム。この 4/1 になって急に動かなくなったという問い合わせが、ある ML に殺到中。当の開発者は、忙しいのか、いまのところダンマリを決め込んでいる様子。でも、もともとボランティアで無料で提供されていたものを、「なんとかしろ」と当然の権利のように要求する様子とか、「PCの時計を4/1以前に戻せばよい」という解決方法しか提示されてこないのがおもしろい^^。本来ならば自分で作るべきと思うんだけど、それがあまりにも面倒なのはよくわかる。でも、それなら、他のソフトを探すとか・・・(アメリカのサイトにいくつかなかったかなぁ・商用だと Matlab に似たようなパッケージがあったと思うんだけど^^)。でもまぁ、publish, or perish で日夜追われていると、そんな余裕は持てないんでしょう。わたしも(already perished だけど)、ほんとは少し困るかな(逆アセンブルして時計チェックを外す、という発想がまず出てくるのは・・・^^;)。

ところで、ケントというのはロンドン南東の優雅な町で、「ぶりてぃっしゅ英語」の代名詞のような RS (Received Standard)英語を話す希少な人々が住んでいるという町ですね。RS を話せるイギリス人は、実は、イギリス全人口の数%(7%とか3%とか)以下で、ロンドン南東に集中しているそうですが、このへんに住んでいるお金持ちは、(イングランド人なら誰でもなれる)英語教師になんぞなるわけもありませんね。したがって、イギリス留学しても、「ぶりてぃっしゅ英語」は学べませんね。ケントに留学すればいいんじゃないかって? Krolzig (ケント大教授)はドイツ人で、彼の英語は直に何度か聞いたけれど、ドイツ語としか思えなかった。

このブログ記事について

このページは、eiichiが2006年4月 5日 07:34に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「町内会・軍歌」です。

次のブログ記事は「成分解析」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.13-ja