解散の宴

昨日の産経新聞夕刊一面、市民局厚生会“解散の宴”・高級ホテルで局長ら250人(同和不祥事、大阪市大量処分の夜に)。「多額の」公費助成をうけて職員旅行やパーティーを続けていたことを咎められ解散を命じられて、最後の打ち上げ大パーティが催された。長年にわたる「公費助成」については、どうせまた非常識なことがいろいろとあったんだろうなぁ(知りたくもないけれど、その一端は、この解散の宴の豪華さからもうかがえる)。 でも、この記事を読んで、どうにもやるせなく憂鬱な気持ちにさせられるのは、参加した局幹部の「説明」。「何事にも節目が必要。けじめとしてパーティーは必要だった」。さらに市民局長、「こんな時期だからこそ、職員の親睦を図るうえでも、パーティを楽しみにしている職員は数多くおり、急に中止しろとはいえない。許可したのは私であり、批判は甘んじて受ける」。 なにを情けないことをおっしゃるんですか、お役人さま。けじめというのは、豪遊・厚遇のために搾取(詐取?)した市民の血税を返還すること。それに、こんな時期だからこそ自粛しようと、職員を諭すのが局長の役割。小学生にもわかる筋道ではありませんか(涙;;)。

なお、私の感覚がおかしくなければ、「批判は甘んじて受ける」という日本語の言い回しは、「(とやかく言われる筋合いなどないが)、我慢して批判されてやる」という意味ですね。。

(9/1) ちなみに、google するといろいろ出てくるけれど、この市民局長は、環境事業局長だった頃に、ゴミ処理施設建設工事をめぐる収賄事件で戒告処分を受けていますね(常軌をはるかに逸脱した事件)。この延長上に、上の「甘んじて」発言が出てくるわけか?あぁ・・・これが日本だ・私の国だ^^(遠い世界に)。

このブログ記事について

このページは、eiichiが2006年8月31日 03:48に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「二度見?」です。

次のブログ記事は「上見て暮らすな」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.13-ja