ケンブリッジ・スパイ

ときどき、BBC 制作の DVD を Amazon.co.UK から取り寄せる。正月に注文したのが昨日届いた(Cambridge Spies, Little Britain Series 3, Dr.Who Series 2)。Little Britain と Dr.Who は、Series 1 から順次に収集中。Dr.Who は、昨年のクリスマスに放映されたという主役交代記念特別版を、約一年遅れで見た(最近は NHK BS でもやってるんだけど)。Little Britain は、はまると一日見続けてしまうので、週末まで我慢。といいながら、ずっと見たかった Cambridge Spies を、約5時間かけて、一気に最後まで行ってしまった^^。ケンブリッジで共産主義に染まった4人がソ連のスパイとなり、イギリス政府の要職に就いて、スターリンに機密情報を流し続けるという(実話)ドラマ。ソ連に裏切られ続け、逆にイギリス社会の温情にホロリとしつつも、Still burns, belief, in the belly. と強がり続ける。でも、いよいよ正体がばれてソ連に逃亡する時には、ドーバー海峡の船の上で、England, England と号泣するのでした。ソ連の工作員を相手に、逃亡先はフランスではだめかと懇願するところで失笑(ソ連が怖い国だってわかってんじゃん^^)。4人のうちのリーダ格の人物は、なんと、女王のお気に入りで、日常的にウィンザー城で女王と2人きりで酒を飲みながら会話を交わしていたほどの名士だったので、正体がばれても訴追されなかったらしい(サッチャーが首相になった時にその事実を知り、すべてを暴露して、爵位をとりあげたとか)。あぁおもしろかった^^。試験期間に突入寸前の時期に何をしておるのか(でも、半年間しんどかった講義がほぼ終わったし・・・^^)。

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このページは、eiichiが2007年1月17日 02:26に書いたブログ記事です。

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