政策の優先順位

趣味の園芸会^^)の準備に、反環境主義の基本論点だけでもおさえておこうと調べだして、自分の無知怠慢にすこし呆れた。代表的な「環境懐疑主義者」?B.Lomborg のガーディアンへの寄稿文 あたりを起点にして、Copenhagen Consensus(コペンハーゲン合意) のいくつかの論文(サマリーのみ^^)を拾い読み。この合意は、費用便益比較の観点から、世界が喫緊に解決すべき数々の重要問題の優先順位付けを試みたもの。結論は、冒頭の寄稿文のタイトルどおり、"Climate change can wait. World health can't"。この会議を主宰したのは懐疑主義の B.Lomborg だが、ノーベル賞経済学者も数名参加しており、試算方法を公開して反論を歓迎している点などを見ても、眉唾・陰謀?と批判される類のものではない(「ロンボルグの巧妙な環境陰謀ビジネス」)。もちろん、反論もかなり包括的になされているようで、たとえば、この Consensus への反対論者は、Copenhagen Conscience (コペンハーゲンの良心)を自称して、こちらあたり で反論を展開。

このブログ記事について

このページは、eiichiが2007年2月 8日 17:53に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ゼミコン、中国の新幹線」です。

次のブログ記事は「Nighty Night, イル・マーレ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.13-ja