レンタル DVD で、"In the name of the father(父の祈りを)" を鑑賞(日本語字幕付き^^)。1974年にイングランド南西部 Guildford という町のあるパブが IRA のテロにより爆破された。死者5名、負傷者70数名。非情なテロリストと無力な警察に対する怒りが英国中にうずまいて、ロンドン警察は焦る。で、まったく無関係の4人の若者とその家族・親戚一同が逮捕され(もちろん全員がアイルランド人)、拷問の末に虚偽の自白。懲役14年から30年の有罪判決を受ける(なんと最年少14歳の少年も実名で裁判を受け懲役14年、最年長の男性は獄中で死亡)。駆け出しの女流弁護士の奮闘で、15年後に再審が実現し、冤罪が晴れる。ただし、当時の検察・警察側の責任は結局問われなかったらしい。「主犯」とされた主人公を演じているのは「存在の耐えられない軽さ」の主役男優(名前なんか覚えてないけど^^)、女流弁護士役がエマ・トンプソン(実は、エマ・トンプソンの名前から辿ってこの映画を見つけた)。「英国裁判史の最大の汚点(のひとつ)」というわりには、ちょっと調べてみたところ、Britanica にも Wikipedia にも一言も出てこない(英国も自らのいまわしい歴史にちょくめんせないかんね^^)。しかし、やっぱり虚偽を認めてはいかんな。ナニがなんでも突っ張って真実を主張しつづけないかん^^。
山形某との賃金・生産性論争から一転、ここのところ面目躍如いちじるしい池田ブログにはまりっぱなし(ただし、ご専門ではない分野のことに惹かれていて、かの先生もニール・ヤングのファンだったことを発見したり^^)。ここで知り早速注文した音楽CD、Neil Young, Live at Massey Hall 1971 が今日届いた。「ニクソンが兵隊連れてやってきた」という Ohio とか、映画「イチゴ白書」の挿入歌 Helpless とかを生ギター一本の弾き語りでやっている。Tell me why なんて、知る人ぞ知る?誰でも一度はあの泥臭いギター操作を真似ようとしたのでは(30年ぶりに聴いた^^)。いや本題は、ボクも、爪の垢ほどでも見習って、英語のブログでもはじめてみようかなと思ったり・・・(爪の垢ほど^^)。。