ひまを見つけて、学部案内ページの挿絵づくり。Canvas X というお絵かきソフトで。このソフト、長年使ってきた tgif というフリーソフトにかえて昨年末に購入したんだけど、いまや講義資料づくりなどには欠かせない存在になった(頻繁にクラッシュするのが難点だけど、まぁお愛嬌で^^)。 経済学では、「風が吹けば桶屋がもうかる」式の論理展開が多い。「あれがこうなったら・それがこうなるでしょ・だから・これがこうなるんだよん」というのは、フローチャート(プログラミングのフローチャートと区別して、アローダイアグラムとも呼んだりする)にあらわすと、とっても見やすく、わかりやすくなる。昨年の「経済学」では、アローダイアグラムを使って、マンデル=フレミング・モデルのエッセンスを、他学部の一回生に説明した(いや、単に、こちら=講義をする側が説明しやすくなるというだけのことだったかもしれんけど^^)。 Canvas X のフローチャート機能を使うと、アローダイアグラムが数分で描ける。コピペでそのままスライド(Keynote)に貼り付け(あるいは eps で保存して TeX 文書に取り込み)。また、単に文字を画像にするだけの操作にも多用する。Web ページを作っていると、文字をなるべく少なくして、なんでもかんでも画像にしてしまいたくなる。最近はときどき、スライドづくりでもそれをやるようになった。文字=フォントの美しさは「機種依存」^^するが、画像の美しさは「機種依存」しないから(つまり、Windows でも Mac と同じようにきれいに見えるから)。ブロードバンドも普及したし問題ないだろうということで画像のサイズなんか考えもせずにやってる。
ところで、挿絵作りの話だった。コンセプトがはっきりしているところは、挿絵がつくりやすい。プレゼンのスライドづくりと同じ。何を言ってよいのかわからないところは困ってしまう。コース制を説明するページから先へ進めない。各コースの特徴をうまくまとめることができないから(学生たちは自分のコースをどうやって決めているんだろうか^^)。