ボクには、Internet ( the internet )を「インターネット」と書かずに「インタネット」と書く癖がある(実は、よく指摘を受けます^^)。特にこだわるほどの理由はないんだけど・・・たぶん、英国マンチェスタに滞在した1997-98以後、ずっとこうしてる。かっこよく言うと、こちらのほうが(ボクの感性では)英語の発音に近いように思うから。 だって、マンチェスタへ行く前に、ボクは Manchester を「マンチェスター」と書いていて、「チェ」の位置にアクセントがあるものと思いこんでいたのに、実は、先頭の「マ」にアクセントがあって、「マンチェス(あとは、ぼそぼそ)」というのが英語発音なのだと知った時の衝撃というか、トラウマが・・・^^。まぁ、この際だからついでに、それと前後して経験した、すごく恥ずかしい話も紹介します(悲しいかな、実話^^)。10年前に初めてイギリス(ヒースロー)に降り立ち、入国審査を受けたときのこと。にこにこ笑いながら、審査官がボクに言う。"You have to go to ぱりーす"(あなたは「ぱりーす」へ行かねばなりませんよ)。ボクはびっくりして、"ぱりーす? I don't want to go. I want to stay in Britain."(「ぱりーす」?オラそげなところば行きとうない、英国に滞在してぇですだ)。審査官は笑いをこらえながら、「もうええから早よ入れ」という感じで、手招きしてゲートを通してくれた。で、ゲートを過ぎたところでボクは気づいた。"Oh, I get it. You said ぽりす, not ぱりーす"(あぁ、オラわかっただ、「ぱりーす」ではなくて「ぽりす」だがや)。審査官はこらえきれずに声をあげて笑った。当時は、長期滞在者は、居住先の警察(ぱりーす)で外人登録をせねばならず、その際に、フランスの首都(ぱりす)はもちろん何の関係もありません^^。
だから、とにかく、外来語のカタカナ表記における長音符号(ー)の使用については、これをもうすこし慎重に行うべきではないかと思うんだな^^(とはいえ、ボクの場合、一貫してこだわるというようなものでは、もちろんなく、例えば高速道路の Interchange は「インターチェンジ」と書いてた)。
ちなみに、語尾の長音符号(「サーバ」か「サーバー」か)については、なんと^^、海部内閣が「告示」を出しており、「サーバー」を正規として「サーバ」も慣用的に認めている(「コンピューター」が正規だけれど「コンピュータ」も OK)。しかしこの問題については、なんと^^、JIS規格(JIS Z8301)も存在して、なんとなんと^^、こちらはまったく正反対のことを定めている。つまり、JIS 規格では、「サーバ」が正規になり「サーバー」は誤りとなる(「長音符号の謎」)。
語中の長音符号についてはよくわからないけれど、Internet は Inter と net の合成語だから、たぶん、前の語 inter にこれら二つのルールを適用できるのでは(名詞じゃないからちょっとくるしいかも)。。すると、結論は要するに、どちらでもよい、ということで^^。