本学情報センタから「アンケート」のメールが届いて知ったのだが、本学では、学生が学外の掲示板やブログ類を閲覧することを禁止しているらしい(私、なんとなく疎外されてるから、こんなことも知らなかったのね^^)。理由は?「これらのサイトの利用については、誹謗中傷のトラブルや、自習以外の目的による自習用PC専有といった問題があります」だそうだ。で、この閲覧制限に対して、たぶん教員の誰かが文句をつけたのだろう。「閲覧制限は必要と思いますか?」というアンケートのメールが全教員に送られてきた(回答選択肢の番号を機種依存の丸数字で送りつけてくるあたりが、うちの情報センタらしい^^)。
私はこのアンケートメールに返答するつもりはない( complaints against Teflon Tony ^^)が、こんなもの、答は、おのずと明らかではないのか。トラブルを引き起こしかねない一部の不心得者のために、全体の利活用を制限するなど、ナンセンスである。閲覧制限は取り払って、一部の不心得者を法規で取り締まるのが、誰の目にもまっとうな方向だろう。
どうやって取り締まるのかって?それを考えるのが情報センタの仕事だろうとは思うが、たとえば、いますぐに思い当たるものを列挙してみると・・・「誹謗中傷のトラブル」については、「モラル違反はいけません」「モラルを逸脱した書き込みについては書き込み元(書き込み者)が特定され訴えられる場合もありうるのですよ」といった文言を、利用案内・利用説明に明記して周知させる。モラルコードと違反に対する罰則規定を作成する。これだけで「申し開き」はたつと思うが、実効性をもたせるなら、定期的に、学内プロクシサーバのログを調べ、不審なもの(学外プロクシへのアクセスなど)をリストアップ、端末利用状況のログとつきあわせて、ときどき当該学生を呼び出し面接調査を行う、などなど。 一部のヒマな連中のPC占有については、現在も横行していて、掲示板類の閲覧とは無関係だろうと思うが、これについても、利用形態の優先順位をやはりルールで定めて、利用状況を監視すればよい(利用形態をモニターして集計整理する作業がまず先か)。混雑時の自習室については利用時間を制限してもよい。予約制をとりいれる。自習室PCをグループ分けする(学外サイトへ自由にアクセスできるもの、制限されているもの、など)。学生の ID と授業 ID で、利用できるソフトやアクセスできる範囲を柔軟に変更しうるシステムを構築するなどなど、考えればいろいろとやり方はあるだろう。
追記 Jul/12)幾人かの同僚からの教示により、同一内容のメールを情報センタに返信しておきました。 追記 Jul/13)でも、予想どおり、受信確認の返事さえ届きません。都合のいいように改竄されるのがすこし心配なんだけどな。