「認証評価と学部改革」というタイトルで問題提起をせよ、というお達しなので、7/25 研修教授会に向けて、プレゼン資料の大枠を考えている。でも、詳細な改善方策はすでに昨年度にまとめた報告書に記載ずみだし、画期的な新機軸が出るわけもなし。。この種の作業では、形式的に(外向けの「申し開き」として)整えておかねばならないようなこと、真剣に考えても仕方ないように思えることを真剣に考えねばならない、という点が最も消耗するところ。たとえば、大学基準協会(文科省)が指示する「点検必須事項」のなかには、「一般社会からの教員採用、外人教員の採用」なんていう項目がある。アカデミックな訓練を積んできた人だけでなく一般社会で生きてきた人や外国人をもっと大学教員として採用しなさい、だって。つまり役人の天下りをもっと受け入れなさいということか^^。天下り役人が何の役にたつのかな。役所と大学はぜんぜん違う世界だと思うけどなぁ。外人教員だって、もういっぱいいるじゃん。英語圏など一部国籍に偏っている現状はおかしいだろ。日本語も話せない連中や、生半可な日本情報を世界に発信し続けているヒトなど問題だらけじゃないのか(ちなみにこのヒト、教育改革国民会議の委員だよ^^)、などなど。
まぁこういう形式的なことは別にして、学生にも教員にもホントに実のある「改革」とはなにかを考えることは大事。でも月並みな結論しか出てこない。ここ10年ほどのあいだに急速に進行した学生の学力低下・意欲低下、それに伴って、教員の側も授業をするのがしんどくなってきた。この現状を前提に、地道な漸進的な改善方策を模索する。これに尽きるような気がするんだけどな。。とりあえず、問題のイロハを勉強してみる^^ために、今週末の私学フォーラムに、ちょっくら参加してみることに(しぶちんなことを言いますが、出張費は要求できるのかしらん?)。