コンパクト・デジタルカメラの略称らしい(ちなみに、デジタル一眼レフは「デジイチ」というらしい)。通勤途中に粋な広告や気になる風景をついつい撮影するクセがあって、携帯電話に付属している300万画素のカメラを使ってたんだけど、どうやら最近はとうとう1000万画素を超える高解像度コンデジが出現したようで、物見遊山にひとつ買ってみた。カシオZ1200 という新機種。この種のガジェットに対する私の評価基準は「操作の容易さ」のみ、まぁいわゆる ユーザ・インタフェイス(もしくは、マン・マシン・インタフェイス)というヤツですな^^。老舗のコンデジが良いかというとそうでもないところがちょっと意外な感も・・・。そういえば、かつて(30年以上前だけど^^)、世界のナイコンは、「押しにくい・使いにくい」というユーザの声を無視して、かの「Nikon F」のシャッターボタンの位置をとうとう最後まで変更しなかった(それでもニコンは憧れの高嶺の花だった、ライカはローリングストーンという人もいるがこういうのはアホぼんの道楽^^、だいたいローリングストーンの意味が違う)。
なお、価格.comでは、カシオは非常に評判が悪い。が、価格.comでは、価格以外のことは信頼してはいけない。これも、1000万画素以上でシェア一位のカシオに対する嫌がらせ(サクラのヤラセ)ではないだろうか。私は、同価格帯の三機種(今回購入したカシオZ1200、S社の1200万画素、F社の900万画素)のサンプル画像をアスキーの評価サイトからダウンロードして、Photoshop で拡大、彩度などを調整して比較してみた。細部の緻密な描写ではカシオの優秀さは一目瞭然、隅のほうに写った地球儀の国名がくっきりと読み取れる(900万画素と比べてもこんなに違うのかと感動したが、S社のは同じ1200万画素でもかなり甘い)。「最悪画像・白黒写真」とまで揶揄されている全体の色調は、たしかに、他と比べると淡泊な感もあるが、こんなのはいくらでも調整できるのでは・・・^^。