続・三丁目の夕日

ぽっかり空いた火曜日。10時間爆睡の後、「Always 続・三丁目の夕日」を見に行く。純朴で慎ましやかにして義理堅い人々が織りなす、さりげない美談のオンパレード。ところどころの台詞に何度も泣けた^^。たとえば・・・「食べていいのよ」(給食費未納のために遠慮して給食を食べようとしない生徒に対して、若い女の先生が)。「生き残った者はうんと幸せになっていいんです」(友人の戦死を確認することが怖くて終戦以来の旧部隊の親睦会に行くのをためらう男に対して、戦友の霊が)。「わしゃ、倒産して何もかも失ってしまったと思っていたが・・・」(高慢なお嬢様が父親の倒産を機に素直で質素な子に変わり、いちばん大切なものが残ってくれたと実感した元社長が)。「兄貴がまきあげた銭コはこれから何年かけてもオラがまじめに働いて返します」(チンピラの子分になりかけたものの、同窓の励ましで踏みとどまった集団就職組の少年が)。「今日の夕日が特にきれいなのは、(家族揃って)3人で見ているからだよ」(血の繫がらない大人の男女と暮らし始めた、孤児が)などなど。

エンディングで流れた主題歌「花の名」(YouTubeではこちら)も良い歌。偶然に翻弄されて偶然に出会った者同士が一生懸命に積み上げてきた歳月の重み、という感じ^^。

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このページは、eiichiが2007年11月 6日 22:43に書いたブログ記事です。

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