赤ままの曲解

ひょんなことから、中野重治の「歌」という詩 を、うろ覚えで、まったく曲解していたことに気づいた。まぁボクなんぞが公的な場所で引用するはずもない詩だけれど、先ほど、某趣味のMLへの投稿文に引用しようとして調べてみたところで、20有余年来の誤りに気づいた。お恥ずかし。正しくは「おまえは赤ままの花(やとんぼの羽根)を歌うな」である。「赤まま」とはイヌタデという植物のことらしい。これを、「おまえは赤ままを食うな」と覚えていた。赤ままとは赤飯のことだと思っていた。大意は変わらんか?いや、力強い決意表明の詩を、いじけた被害妄想の詩と曲解している^^。 バッカじゃないの~。でも少し弁解すると、たしか高校生の頃に読んだはずなのに、大学院時代に友人が語ったいいかげんな話を鵜呑みにしていたんだよね(そいつが勿体ぶって語った場面は今でも鮮明に覚えているから)。

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このページは、eiichiが2007年11月10日 10:39に書いたブログ記事です。

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