NTT docomo の勘違いに端を発した「違法メールアドレス」問題(詳しくはこちらなどで)。
インタネット標準ルールであるところの RFC に違反するものを認めないという、本学情報センタの対応は、正しい。長いものには巻かれろ式で docomo に追従せよというのも、ひとつの見識かもしれないけれど・・・。たしかに、歴史をふりかえると(そんな大げさなもんでもない^^)、少数の専有物だった Bitnet や JUnet がインタネットに拡大していくなかで、数々の違法ルールがうやむやのうちにデファクト標準となってしまったケースは少なくないような気もする(たとえば、日本語の「ホームページ」という用語)。でも今回のケースは、たぶん国際的にはいつまでたっても認められないだろう。日本国内では通用しても、外国の人には届かないメールアドレスなど無意味である(docomo はいまだに撤回はしていないようだけど)。
それはともかく、いま気づいたことなんだけど、「ルール違反のメールアドレスは認めない」という通達メールの本文中に、これまた別のルール違反であるところの機種依存文字(丸数字、ローマ数字)が使われている^^。ちょっと迂闊だね。といっても、この文書を決裁したのは私です。Word 文書で届いたんだけど、あれをそのまんまメールに貼り付けるところまでは想像できなかった。ごめんなさい。