院生の某君から、「さいきんブログをさぼってますね」という指摘をいただいた。くだらんブログを読んでくださってありがとう。忙しくてさ~と言い訳したんだけど、さいきんは毎晩が戦争。丑三つ時まで大声でわめきちらす大きなガキが若干一名いて、今日はひさびさの大捕物になった。とっくみあいの後は、もうなんもやる気なし。明日の授業は、古い教材の使い回しでいこう^^。。
授業といえば、さいきんは、今学期から彼とやりはじめた勉強会(計量経済学の英書講読)がいちばん楽しい。ぽつりぽつりと仲間が増えて、いま3名。新規加入のウチのゼミ生も、けっこう、英語はいけそうで、ボクにとっても、清涼剤+活力源+刺激になっている。夏休みも続けたいな。もちろん年明けにはキッチリ結果を勝ち取りましょう。
ところで、タイトルの「技能すらない・・・」は、例によって、広告屋さんのことなんだけど・・・。ウチの大学には、「大学院経済学研究科委員会」というものが存在して、二週間に一度、「大学院担当教員」と呼ばれる「高貴な」人たちが集まって、会議をやるのである。で、今日のメインのお題は、「大学院案内(校正用原稿)」なる代物。広告屋が、本学の宣伝パンフ用に、各教員の研究内容をあらわすキャッチフレーズをつくってきたのだが、これがもう・・・お笑いとかなんとかを通り越して、およそ社会人の「仕事」とはなんたるかをまったくわかっていない、ガキの使いパシリの子供だましにもならない代物だったのである。この「仕事」ぶりに怒り狂ったのは私だけではなかったらしい(一部の外国人教員を含めて)。
まぁ、よ~するに、なめられとるんやね。そこで、みたび(よたび?)、「作文の詐欺師(もしくは魔術師)」の異名を持つ私めが、こまかく校正をしてあげようと名乗り出たんだけどさ。各キャッチフレーズをよくよく眺めているうちに、しょーじき、アホらしくなってきた。プログラムを書けない「情報処理」担当、Πや∫の記号の意味を知らない「統計」担当。広告屋よりまず己が身中を見直すべきやね。というわけで、全体の校正はやんぺ。あぁそうそうオイラもね。自分の分の原稿も、全体の基調にあわせてオッパッピーでいっちゃろ。