楽しい授業(私には)^^

本日の大学院「計量経済学研究」は、アメリカ社会における賃金決定要因の分析。1978 年から1985年にかけて、賃金の人種間格差と性別格差が消え、組合員・非組合員間の賃金格差もなくなったという結論。所望の計算結果はいちおう得られたんだけど、まず、学歴による賃金格差は正当かという話に飛び、大学教育の収益率の話へ。そのあと、職種による賃金格差は正当かという話になり、日本では技術者が冷遇されているということで青色発光ダイオード訴訟の話を紹介した後に、イギリスでは住む地域(町の名前)で所得水準がわかるという話におよび、大阪ではどうかと問われたもんだから、大阪地図を描いて、だいたい私が生まれて育ったところあたりは昔からの工業地帯で貧しいところだという話から、芦屋のこと、釜が崎のこと、阪神タイガースのことなどなどから、なぜか最後は、京都では三代住まねば京都人と認められないという話で終わった。好奇心旺盛な中国からの留学生6名に、ようしゃべってくれる日本人学生が約一名混じってるもんだから、いったんこういう話になると、とまりまへんな^^。

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このページは、eiichiが2008年12月 3日 22:04に書いたブログ記事です。

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