デジタル一眼、分岐点?

研究会の帰りに中之島イルミへ。昨年より規模を縮小(工事の関係?)したようで、ちょっと期待はずれ。 nakanoshima-1-1.jpg nakanoshima-2-1.jpg nakanoshima-3-1.jpg

カメラは Nikon D70(くどいが2004年購入、610万画素)に 50mm F1.4D。ニッコール(ニコン「純正」レンズのブランド名)の 50mm F1.4 なんて30年前には高嶺の花で、どれだけシャープな絵になるのか、どれだけ綺麗なボケが作れるのか、とにかくいちど使ってみたいと思い続けてきたものだけど、実際に使えるようになってみると、さほどの感動はなし^^。 よく知られるように、デジカメは視野角が狭く、たとえばニコンの普及型デジイチ(DXフォーマット)だと、レンズの焦点距離が(昔の35ミリカメラ換算で)1.5倍くらいになる。標準 50mm のつもりが、実は 75mm F1.4 という贅沢な中距離砲で撮影していることになるはず?さらに、感度は ISO1600 まで(最新型なら 3200/6400 までいく)。昔の35ミリフィルム(モノクロ)ではコダック Tri-X の ASA400(ISO400) が最高値。こんな風に、環境は飛躍的に改善されているのに、いかんせん歳のせいか、基本の基本の、カメラを保持することができない(脇を締めてしっかり固定したつもりなんだけどな)。1/30 くらいでシャッターを切っても、ぜんぶ blur;;まぁイルミなどは多少ボケたものがあってもよいような気もしないではないんだけど・・・意図したものではない。写真は出会いだ^^。

ところで、デジイチの買換え(くどいが、私が現在保有しているのは Nikon D70、2004年購入の610万画素)を思案したが、けっきょく、もう一年待つことにした。ニコンはどうも 7 のつく品番に劇的な新商品があらわれるようで、この夏に発表された D700 は、調べれば調べるほど、やはり良い^^。 なにせ、35ミリ・フルサイズである。よくよく調べると、拙宅のニコン用交換レンズ(といっても3本しか無いが)のうち2本は、これでフルに活用できることがわかった。でも、今は未だ価格が高すぎると思う。ニコンは(したがってキャノンも)、今後は当然フルサイズにどんどんシフトしていくのだろう。そのうち、DXフォーマット(APS-Cサイズ)は消えるのかも(今後はDX交換レンズは買ってはいけないということか?)。

なお、今年の二科展(写真部)最高賞を受賞した写真は D70 (くどいが、現在私が保有しているのと同じ機種、2004年3月発売、610万画素)で撮られたものだそうだ(価格.com の情報)。機材で撮るんじゃない・センスだ(まぁそりゃそうだ^^)。

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このページは、eiichiが2008年12月12日 23:59に書いたブログ記事です。

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