ここのところ、仕事と私事に忙殺されて、気ばかり焦ってる。今日からの学会出張はキャンセル。月曜の出張は公務なので休むわけにはいかないが、でも、どうせ行くなら・・・ということで、日曜の朝に出かけて、神田川の桜でも見に行こうと思いたった^^(「神田川の桜」で検索すれば、いっぱい参考サイトが出てくるが、たとえば、こちらなど)。東京の開花宣言は21日だったから、ちょうど満開のころ?
天才アラーキーの『幸福写真』という写真集のなかに、「桜の木の下には幸福がある」というキャプションのついた一枚がある(ボクが見ているのは『東京人生』に収録されたA4見開き版)。川でボート遊びをする家族の写真。彼らの頭上には満開の大きな桜の枝、川面には陽の光がきらきらと映えている。天才いわく「いい写真にはね、かならず幸せが写ってる」そうだ。たしかに良い写真。こういう写真を撮りたいものだ^^。ほんで(というわけでもないけど)、交換レンズをひとつ、衝動買いしてしまった^^。タムロン90mmマクロ。とくに静物の接写をしたいというわけではなくて、中望遠の単焦点レンズがひとつ欲しかったから。ほんとは、「ハチゴーイチヨン」(Nikkor 85mm F1.4 「木村伊兵衛の懐刀」)をいつかは欲しいと思うんだけど(35年前からそう思ってる^^)、レンズ1本が10万円超となると、おいそれとは手が出ないネ。技量的にも、体面上も、そんな高価なレンズを使う自信はないから(まぁ、服が人を作るということもあるかもしれんけど・・・^^)。 ニコンの純正レンズは高すぎて手が出ないという人向けに、安価な代替レンズを提供してくれる会社がいくつかあって、タムロン、シグマ、トキナーなど。彼らは、「庶民の味方」と呼ばれている。とにかく、ニコンの純正レンズは高額である。近年では、最新「ナノクリ」加工のレンズが目が飛び出るほどに高い。まぁ、これこそ、ニコンのニコンたるゆえん(世界に売りまくってくれ、ボクには買えないけれど^^)。