キャッシュバック

ニコンが D700 のキャッシュバック・キャンペーンをふたたび開始。悩ましい・・・。Takamiちょうど確定申告の還付金が振り込まれたところなんだけど、我が家の Chancellor は・・・^^。 それはともかく、ここのところ、キャノンもソニーもニコンも相次いでキャッシュバック・キャンペーンを繰り返している。なぜ、値下げでなくキャッシュバックなのか。価格.comのクチコミ情報を私なりにパラフレーズすると・・・このご時世、値下げしても売上数量は微増で売上高は増えないかもしれない。むしろ、価格の切り下げは売上高の減少につながる可能性もある。キャッシュバックの場合も同様で、売上数量は微増だろう。が、キャッシュバックの場合、その費用は「販売広告費」に計上される。販売価格は変わらないから売上数量の微増により名目上の売上高は確実に増える。最終損益は同じように減少したとしても、「販売単価を下げても売上高は減り利益が減った」というより、「宣伝広告費をつぎ込んだので売上高は増えたが利益は減った」というほうが株価対策的に有利、なのだそうだ。

ところで、「キャッシュバック」というと、英国ではまったく別の意味に使われていたはず。スーパー等で買い物をして、レジで銀行のクレジットカード(デビットカード)を出すと、必ず、Would you like some cash-back ? と聞かれる。これは、代金を割り引いてくれるということではなくて、代金の支払いとはまったく別個に、銀行の自分の口座から現金を引き出すかどうかを聞いている。銀行の ATM から現金を引き出すかわりに、買い物をしたついでにスーパーのレジでカードを提示して(自分の口座の)現金を「引き出す」のが、「キャッシュバック」。

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このページは、eiichiが2009年4月21日 09:31に書いたブログ記事です。

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