利益のキャノン、品質のニコン

う~む、東洋経済のサイトにすごい記事が・・・。

キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角(上) キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角(下)

とりわけ、この図表は衝撃的。2005年から2008年までの4年間、キャノンの高級一眼レフカメラには製品不良が頻発している(しかも最高級フラグシップの二機種 EOS 1D, 5D に致命的な不良が頻発)。私は昔からキャノンのカメラにはまったく縁がないので、こんなに不良品が出ていることもまったく知らなかった。 ちなみに同じ期間に、ニコンの高級一眼には製品不良はまったく無し。「製品不良の有無は会社公表ベース」となっているが、じっさい、私は長年ペンタックスやニコンを使っていて、カメラが壊れるなどということはまったく経験なし、想像すらしたこともない。ニコンFがベトナム戦争で防弾チョッキがわりになった等、「ナイコン」の頑健さを物語る栄光の伝説は数知れず。

記事は、国内工場で派遣労働を多用(請負業者に生産管理を丸投げ)するキャノンと、海外工場(一部高級機種は国内生産)で正社員主体の生産体制を確立したニコンの違いと結論づけているけれど・・・う~む・・・ Made in Japan の栄光と誇りはとうとう最後の砦でも・・・

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このページは、eiichiが2009年5月17日 15:46に書いたブログ記事です。

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