ペンタックス・・・

本日(5月21日)は、ペンタックス新機種の発表日。「2009.5.21 名機の誇りを受け継ぐ者」というキャッチフレーズで、ずいぶん前から予告されていた。日本時間午前0時前後、まず、US ペンタックス社のサイトでカウントダウンがはじまり、次いでドイツのペンタックス・サイトで公式発表。なぜか日本のペンタックス本社サイトでは未だ発表されていない(5:30am現在)が、もちろんペンタックスファンはお祭り騒ぎ。「コナーイ!」「キター!」「スゴいカメラが誕生した。ほんとにこのスペックでいくとは、なんつー会社だ!」「これを契機にペンタックスが躍進してくれることを願います」等々。

ペンタックス復活を祈念するボク^^としても、「大どんでん返し」のサプライズを期待してたんだけど・・・冷静に考えれば(考えなくとも)、このカメラはぜんぜんスゴくない(涙)。すでに予約販売を開始した US ペンタックスサイトでの価格は、ニコンD300の現在の実勢価格とほぼ同じ。だが、スペックはD300に及ばない。心臓部にサムソンのセンサーが使われているのも残念だが、AFポイントやファインダー倍率など写真屋がこだわるべきいくつかの点で、2年前に出たD300にまったく及ばないと思う。しかもD300はすでに枯れた機種、ニコンはこの夏にはD300の後継機を発表するだろう・・・(涙)。

韓国サムソンが発売するGX-20は、サムソンのロゴ以外は、ペンタックスK20Dだ。もちろん交換レンズはすべて旧旭光学のタクマーシリーズ(ロゴのみサムソン)。心臓部の撮像素子はたしかにサムソンだが、傍目に見ると、ペンタックスはずいぶんと「太っ腹」の提携をしたもんだと思う(巷の噂では2004年前後の倒産の危機を救ってくれたのがサムソンしかなかったらしい)。

このブログ記事について

このページは、eiichiが2009年5月21日 05:58に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「キャノン、pdf2word」です。

次のブログ記事は「大学写真部」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.13-ja