2009年8月アーカイブ

森山・小樽

26日のセミナー終了後、諸般の事情により^^、やはり東京に一泊。翌27日は、恵比寿ガーデンプレイスの写美(東京都写真美術館)に立ち寄った。「旅」という統一テーマで、数々の有名写真家の「旅」にまつわる写真が一堂に集められていた。荒木経惟や北井一夫、そして森山大道などなどのビッグネームが勢揃い。そのなかでもやはり森山の写真は異彩を放っていた。ボクだけの感じ方かもしれんけれど^^、格が違うというべきか、とにかく並べて見ると、森山の写真だけが不思議な魅力に満ちあふれてる。北海道シリーズの「小樽」という一枚。港に通じる坂道を黒いコートを着た女が歩いていく写真。本(写真集)では何度も見たが、「ナマ」を見るのははじめて。のべ20分くらい、この写真をボーっとながめてた。最初は「港町ブルース」を反芻しながら10分ほど。他の全部をひととおり見終わった後に、再びこの写真の前に戻って、今度は「小雨の丘」を反芻しながらまた10分ほど・・・^^。

洋魂洋才?

こちらのページなどによると、「高校教育無償化は世界の潮流」ということらしいが、たとえばイギリスの場合、私立学校(寄宿舎つき)の学費は年450万円ほどになる(イギリス留学案内)。子供一人の教育費が、この国の平均所得をはるかに上回っている。たしかに公立の学費は無料だが、無料の公立学校には勉強をする意志のない生徒が多く集まるから、授業が進まない。まじめに勉強して大学へ進みたいという子供は私学へ進む(進まざるをえない)。まぁ、イギリスの場合には移民(奴隷)を自ら奨んで受け入れてきた歴史や、社会階級の残存といった特殊事情もあるようだけれど・・・。それから、無償化が可能な背景には消費税(VAT税率)18%という財政の裏付けがあることにも注意すべきやね。

北浜 北浜のビル街 (D90+Voigt20)

中之島 中之島にて (D90+Tam90)

保険金請求、D5000交換

保険金の代理人請求というのは結構ややこしい。カンポの入院給付金のほうは、元郵便局員さんが懇切丁寧に対応してくれた。しかし、外資系の某保険会社のほうは予想通り・・・^^。この外資系保険は、数年前に(私たち夫婦が家を留守にしている時期に)老親が勧誘員の口車に乗せられたようで、なんでこんなボッタクリのようなものに加入してしまったのかと、今更ながらに腹ワタが煮えくりかえるんだけど、まぁしようがない。

そうこうしている日曜の昼下がりに、ニコンから電話があった。なんでも、さきごろ無償修理に出して戻ってきたD5000に、さらに不具合が判明したらしい。10日ほど前のNikon Rumourに、アメリカで second recall がはじまったという記事が掲載されたので、日本でも早晩はじまるだろうと予想はしてたんだけど。。アメリカでは再修理しているらしいが、さきの電話によると、日本では新品との交換になる模様。「新品との交換」と聞いて耳をうたがったが、クチコミ情報を見るとどうやら本当らしい。 実は、うちのD5000は購入以来まったく何の問題もなく、先日の無償修理で戻ってきてからはバッテリーの持続時間が飛躍的に向上していたりで(もちろん以前でも十分だったのに)、個人的には大満足の現状。最初の不具合修理の時にはサポートの対応に短気を起こしてしまったけれど、いまではニコンの誠実な対応に感謝したいくらい・・・(といいつつ、新品交換といいながら中古品が届いた時のために、いちおうシャッターカウンターをメモしておいたり・・・^^)。

9月の東京出張に備えて、ホテルを予約。でも今年は少なめ。8/26と9/29のセミナーは日帰りで済ませることに。そのかわり、9/1~3までの私情協大会は8/31~9/4までの四泊五日に。写美で北島敬三展やってるんだよね^^。

トンネルを抜けると

緑一面の山、やま、ヤマ^^。約4年ぶりに鳥取に帰省(といっても私は大阪生まれ、母と妻の実家へ諸々の報告のために)。中国自動車道を佐用インターで降りて、鳥取高速自動車道を走った(といってもボクは免許も無いので妻に運転してもらいながら^^)。すこぶる快適な高速道路だけど、なぜか無料なんだね^^。やたらにトンネルが多い。いたるところの山をぶちぬいて巨額の建設工事をやったんだろうなぁ。こんなもの無料でやっていけるわけがないと思うけど・・・(まぁ有料化したらみんな下の道を選ぶのかもしれんけどね^^)。

鳥取自動車道 鳥取自動車道 鳥取自動車道 (D5000+Tamron A09)

「高速道路無料化は世界のジョーシキ・欧米に見習え」、こんな掛け声をときどき聞く。でも、この道を走っていて、ふと、ぶりてぃっしゅ英語に Highway というコトバがない理由がわかったような気がした。英国では Highway とは言わずに Motorway という。たしかに Highway のイメージではない。つまり、日本のように巨額の建設費用をかけた豪勢な HIghway のイメージではない。人口は日本の半分、イングランドなんか土地が平坦で山は少ないから、日本ほどに巨額の建設工事は基本的に不要なはず。で、たしかにこの Motorway は無料だ。でも、もちろん日本の Highway のイメージに近い場所、つまり、ここにはおカネがかかってるな~というような豪勢な場所もあって、そういうところはちゃんと有料になっていたような気がするなぁ。まぁ、必要なものはつくらなあかんけれど、つくったからには使ってもらわんといかんし、せめて維持費は受益者負担が原則でしょ。無料化とか無償化とかいう最近の議論は、どうも、昔むかしに英国が歩んだ失敗例に学ぼうとしているような・・・^^。

小ポカ

いや、中ポカかも^^。共同研究に関わるあるシステムの更新作業をスッカリ忘れていた。外部から苦情の電話があ(ったという連絡を受け)るまで、まったく、頭のなかから消えていた。あわてて、昨晩、更新作業。確実にボケが進行中^^。

ところで、天王寺駅の阪和線ホームに立つと、英国の鉄道の駅を思い出すのはボクだけか(たぶん、↓のような感じの屋根があるから)。とくに昨日は、強烈に思い出した。「列車は遅れております、ごめんどうをおかけして申し訳ございません」というアナウンスが連呼されていたから^^。

天王寺 天王寺駅・阪和線ホーム (D5000+Voigt20)

お盆の長居詣、ほか

ここしばらく、長居詣での日々。近鉄針中野駅から26号線を徒歩で南下、家族が入院している病院に立ち寄り、長居公園通を西に歩いて、御堂筋線長居から地下鉄に乗って帰る。これが基本経路。この時にはだいたい長居で一杯飲む^^。市バスで地下鉄我孫子まで出ることもある。昔なじみ?の安居酒屋で一杯飲んでから帰るためである^^。 しかし、我孫子の安居酒屋はかなり数が減った。20年前から続いているところは、「田舎」某くらいかも。ここには、韓国人留学生(当時はいちおう同じ大学院生の立場)とよく飲みにきた。日韓問題の絡みで話がこじれて、「アンタはそういうヒトじゃないと思ってた」と捨て台詞をあびせられ、けっきょく、そのまま別れたきりだったかな。。

高見高見
隣の庭にて (D5000+Tam90)近くの小学校で (D90+Voigt58)

隣の庭というと、英語の格言をひとつ思い出した。The grass is always greener on the other side of the fence. 隣の芝生はいつも青い(相手のものはなんでも良く見える)。日本語でどう言うのだったかと調べてみると・・・山ほどあった(やっぱり日本文化は奥深い^^)。

隣りの花は赤い、隣りの糂汰(じんだ)味噌は香ばしい、隣りの糂汰(じんだ)は酸(す)い旨い、隣りの牡丹餅は大きく見える、隣りの物は粥でもうまい、隣りの物は小糠香煎(こぬかごうせん)、内の飯より隣りの雑炊、内の鯛より隣りの鰯、内の鯛より隣りの菜汁(なじる)、内の米の飯(めし)より隣りの麦飯、我が家の米の飯より隣りの麦飯、鳥遠くして羽美(うるわ)し、遠きは花の香近きは糞の香、などなど。 [大修館書店 日本語大シソーラス-類語検索大辞典]

淀川花火大会

我が家のベランダは、淀川花火大会の特等席なのです。とはいえ、引っ越してきてから15年間見たこともなかったんだけど、今年はまぁ写真でも撮ってみようということで、午後8時から観覧。ほぼ5年ぶりに使う三脚(正確には2004年に英国の片田舎Aylesburyのニコンショップで購入したが一度も使わなかった日本製三脚)とワイヤレスレリーズ(無線シャッター)をひっぱりだしてきた。レリーズの電池がほとんど切れていて最初の15分ほどしか撮影できなかったんだけど、まだまだいろんなパタンの壮大な花火が小一時間も続いた。こんなに素晴らしいとは予想だにしなかった。

淀川淀川花火大会 The Fireworks on the river Yodo 淀川淀川 拙宅ベランダから (D90+Nikkor70-300、一部合成)

もう少しあります。拡大版スライドショーはこちら

選挙

昼過ぎから梅田をブラブラしていたら、夕刻に街頭演説がはじまった。麻生や鳩山のような「スター」が来ているわけではないのに、けっこうな人波。政権交代の可能性に世間は盛り上がっているようだが、個人的にはなかなか盛り上がってこないなぁ・・・(理由はいろいろだけど)素朴には、DPJはもともとあんまり好きじゃないし、今回のマニフェストにも信じがたい部分がいくつかあるから。。

梅田 梅田にて (D5000+Nikkor18-70)

南大阪景況調査

昨日、毎四半期吉例の南大阪景況調査を実施。院生卒業生諸氏に手伝ってもらって、朝9時より堺市役所(出先機関)内某所にて1000通の企業あてダイレクトメールを袋詰め。みんな手慣れたもので、夕刻まで作業する予定が、昼過ぎには終わっちゃった。で、夕刻から予定していた「懇親会」を切り上げて実施。といっても、昼の2時過ぎから開いている飲み屋などないので、カラオケ屋へ入る(いやボクは下手であんまりよう歌わんねんけどね、あの雰囲気が好きなんです^^)。共同研究プロジェクトの懇親会費用で真っ昼間からカラオケを楽しんでしまいますた。

中百舌鳥某所にて (写真をクリックするとスライドショーになります)

なお、お約束?のビデオは、YouTube で arapy を検索してください(音量調整に失敗、最小音量までしぼってください)。ところで、昨日はじめて聞いた、IKECHAN 「祭花」という歌。帰宅後にじっくり聞き直しましたが、これはたしかに、泣けます^^(本格バージョンはこちらで)。

趣味の楽しみ方

趣味を楽しむのはカンタンなことだ。たとえば乗馬を楽しみたいのなら馬術に通じていればよい、通じていなくとも馬術をまじめに学ぶ姿勢があれば十分だ。しかし、若きマルクスも言うように(『経哲草稿』貨幣の章)、馬に乗れない者が乗馬の達人を自称しはじめるとおかしなことになる。「キミが愛しても返しの愛を呼び起こさないとすれば、それはひとつの不幸」なのだ^^。

先日、ある「写真SNSサイト」(を冷やかしで数日間利用してみて、そ)の実態にちょっと驚いた。このサイトでは会員をランク付けしていて、最下層から最上層まで五つの階級から成る、なんともおかしげな「封建社会」が形成されている。会員はお互いの写真を評価しあい、「お気に入り」投票を行う。他の会員から高い評価を受けた人がより高い地位につける。この仕組み自体は一見公平なものに見えるが、実態は、どうにも珍妙な世界である。たった数日間の観測だけれど、連日数千枚?の写真が新たにアップロードされるなかで自分の写真を他人に評価してもらうためには、どうやら、手立てはふたつしかないのだろう。ひとつは、仲間どうしで投票しあうこと。もうひとつは、既に高い地位にある会員に取り入ることである。要するに、一般社会でいうところの「お手盛り」と「ごますり」によって、会員の地位が定まっているように見える。面白いのは、一般社会では対立するグループ間の争い等によって過度のお手盛りは抑制されるはずなのに、ここではそうした抑制がまったくきいていないように見えること。他人の写真を批判することなどはもってのほか、「ここをこうすればよい」といったコメントのたぐいもまったく見かけることはない。ただただ、お互いを褒めあうのみである。その結果として、私のような(30年のブランク後に復帰した)ヘボの目から見ても、最上層に位置する会員の(うちの少なくとも数名の)写真には、感性・技量・思想のいずれにおいても、さほど卓越したものを見いだすことはできない。その証拠に、ご本人たち自らも「自分は素人だ」と公言しているではないか。なんともおかしげな世界ではないだろうか。。

アンデルセン童話「裸の王様」じゃないけれど、たとえば、女スリが見知らぬ男の財布をまさに抜き取る瞬間の写真を、花嫁が「一生ついていきます」と花婿の腕をギュっと握りしめた瞬間だとこじつけた「ゴト師」がいるとせよ。それに対して、「熱い思いと幸せの象徴」「後ろ姿が多くを物語る感動の一瞬」などなどと絶賛する者が後をたたず、その空気を読めば、正直に率直に「その女はスリだ(王様は裸だ)」などと言えるわけもない。こんな実態が蔓延しているとしたら、単に可笑しいとかアホらしいとかを通り越して、社会学心理学あたりのまじめな考察対象にすべきやね。

SPSS、やはり・・・

IBMがSPSS社を買収するようだ。SPSSといえば旧世代統計ソフトの代名詞で、近年はSTATAやRにとってかわられた印象が強い。そしてIBMといえば、かつて、Lotus123がMicrosoft Excelにとってかわられた後に、斜陽のLotus社を買収した会社。この買収はあきらかな失敗だったとされているが・・・。まぁとにかく、大学向けSPSSは消えても大きな問題はないはず。高額のサイトライセンス費用を節約できるし、旧型の汎用ソフトに特化したユーザはオープンソースに移行すればよいだけのこと。

なお、本日某MLに流れた情報では、先日(↓で)ボクもボヤいた SPSS Text Analysis 3.0 は、やはり「深刻な不具合がある」ことをSPSS社が認めたそうだ。が、なんでも、保守契約を購入した顧客のみにバグを修正したアップデート版を提供するとか。ナニそれ?不具合は無償アップデートがジョーシキだろうと思うけどね(ニコンが仏様に思えてきた^^)。まぁ、ボクのところにはこの知らせすら来なかった。もうどうでもえ~わ、アホらし^^。

下の写真は自宅、針中野、阿倍野にて。ここのところ、近鉄南大阪線を利用する機会が増えた(これ以前に乗った記憶はまったくないんだけど)。通い慣れたる阪和線沿線との位置関係もほぼ把握。

高見 高見(拙宅のベランダから、D5000+Tamron10-24)

針中野 天王寺 針中野・天王寺 (D90+Voigt58)

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