鶴見緑地公園のコスモス。撮影会の集団がいて、落ち着けなかった。豪華カメラと大型三脚のあいだに割り込んで、格安軽量極小デジイチ(D5000+パンケーキレンズ)でちょこちょこと撮影して、そそくさと退散(正直に言うと、仲間と見られるのがちょっと恥ずかしかった^^)。
Kissed by Light (D5000+Voigt20)
そういえば、昨日、ニコンが新フラグシップ機 D3s を発表。解像度は1200万画素におさえたままで、感度を一挙に増やしてきた。常用感度 ISO12800 (102400まで増感可能)という未踏の世界。流石にニコン、コンセプトが明快で一貫している。まぁいずれにしても手が出る価格ではないけれど、世界じゅうのおカネ持ちに売りまくってもらって、コストダウンした後に出る普及機をボクはねらおう^^。ここまでのニコンのロードマップ(製品発表サイクル)からすると、来年夏までには同じセンサーを積んだ D700s が出るだろう。。
興味深いのは、解像度を上げることにやっきになっていたキャノンと、感度を上げる方向にシフトしたニコンとの、「競争」の内幕。センサーを自家開発できないニコンと、開発スタッフを揃えたキャノン。この(自家)開発力の差が二社の競争にどう作用しているのか。 まぁキャノンは、感度の面でも、すくなくともカタログ上の数字では、早晩追随することは間違いない。ただ、品質上も同等のセンサーをキャノンは開発できるのか、できないのか(しないのか)。答は何通りかの可能性がありそうで・・・
- 容易に開発できるので、品質上も同等のものをすぐに市場に投入する
- 容易に開発できるけれど、あえて品質上も同等のものは開発せず、ニコンに利を与えつづける
- 開発は容易ではないが、採算はとれるので、品質上も同等のものを市場に投入する
- 開発は容易ではなく、採算がとれないので、品質上も同等のものは開発しない(品質は劣るが数字上はニコンと同等のセンサーを市場に投入する)
- 品質上も同等のものはキャノンには開発できない
- ニコンのセンサーを開発しているのはどこの会社か、その会社とキャノンの技術力の優劣
- キャノンの独占 or ニコン・キャノンの二大体制。どちらのほうが世界市場(デジイチの魅力)を維持拡大するために有利か