我々の「南大阪景況調査」に、クレームが来たそうだ。かなり強硬に、「なぜ【景況】と略すのか?」と詰め寄った人がいたらしい。で、そのクレームを受けた(こちら側の)人は、謝罪して、「【景況】を【景気状況】と言いかえます」という返事をしたらしい。アホな・・・。
【景況】は「略語」ではない。たとえば・・・
- 広辞苑第五版:「景況」=「景気」=売買・取引などの経済活動の状況
- 明鏡国語辞典:「景況」=ある社会の景気の動向
- 漢字源:「景況」=「景気」=商売や取り引きなど社会の経済状態
- 昭和3年(1928年)刊の「斉藤和英大辞典」にすら「景況」という見出し語がある。
略語コンプレックスというのでもないな。でも、こういう人っているんだわ。世間の風潮に乗って、なんでもかんでも「親の教育がなっとらん!」とかネ。