注文していたDVDが相次いで届いた。Justice(NHK「サンデル教授のハーバード人気講義」)と Spooks(2009年放映分、日本のBSジャパン「MI5」では未だ放送してない分だよ^^)。さっそく、Spooksの続編を2年越しに鑑賞(シリーズ6までは2年前に購入)。でも、一枚目の第一話であっけなく主人公が爆死(彼が死んだらもうあとは見る気なくなった^^)。Justiceのほうは、iPhoneで通勤時間に鑑賞予定(ただいま、mp4に変換中)。
今日はアウン・サン・スーチーの誕生日らしい。Britanica online によると、Aung San Suu Kyi: Myanmar democratic and human rights activist Aung San Suu Kyi, the daughter of Aung San (a martyred national hero) and Khin Kyi (a prominent diplomat), was born this day in 1945 and was awarded the Nobel Peace Prize in 1991. アウン・サン・スーチーの父、アウン・サンは「殉死した国家の英雄」とある。
ほぼ2年ぶりにSpooksを見たこともあり、ビルマ独立をめぐる面白い話(産経新聞「真珠湾を見た男」)を思い出した。
英国が「殉死したビルマ建国の英雄」と称えるアウン・サン。彼を暗殺したのはウ・スーという男だが、このウ・スーに暗殺のための武器と兵隊を渡し(暗殺をそそのかし)たのは、実は、英国である(まさにSpooks^^)。ウ・スーは戦前のビルマ首相で熱心な独立論者だった。1941年秋に彼は、ビルマ独立を懇願するため、英米への旅に出た。が、チャーチルもルーズベルトも彼に会おうともしなかった。失意のうちに帰路についたウ・スーは、停泊先のハワイで、日本軍の真珠湾攻撃に出くわす。日の丸攻撃隊の勇姿にビルマ独立の希望の光を見いだしたウ・スーは、日本政府に連絡をとる。が、その通信は傍受され、彼は英国に囚われの身となる。終戦後に釈放されてビルマに戻った彼は、母国が、英雄アウン・サンによって独立を勝ち取ったことを知る。そして、ウ・スーは怨念の虜となる。なぜなら、ビルマ独立のために奔走した真の英雄は自分なのだから。狡猾なチャーチルは、ウ・スーの嫉妬心を見抜き、彼に武器と兵隊を与える。ウ・スーは即座にアウン・サンを暗殺した。英雄を失ったビルマは、再び、英国の狡猾な支配下に入る。さらに狡猾なチャーチルは、アウン・サンの娘(アウン・サン・スー・チー)を英国に引取り、英国によるビルマ支配の切り札として、彼女にエリート教育を施す・・・。