「経済学」の講義は、マクロ・貿易・財政・金融・デフレ・バブルなどなど、いちおう、説明をおわった。「教職課程指定科目につき包括的かつ一般的な内容が求められる」とのことらしいので、このあとは、ミクロ経済学入門ということにしたい。といっても、試験問題はもう作ってしまったので、月曜は早々に「ここから先は試験には関係ないからね~」と宣言するつもり(人数が減るかな~^^)。
もちろん、手を抜くわけではない。ようやく現代経済学の本丸に分け入るのだから、講義資料の作成にも一層のチカラがこもってくるというものだ(ミクロ経済学 1.市場均衡)。ただいま夜中の2時を過ぎて、学期末までの資料をようやく作成完了(ミクロ経済学 2.余剰分析)。90分講義×5回で、需要曲線・供給曲線から、規制緩和の余剰分析まで行く予定。余剰分析の切れ味テイストを伝えるのに、限界費用も効用最大化も、そんな用語はいらないと思う。
けっきょく、春から数えて、講義資料は17セットを作成した。まぁ愚直にも毎回、650部を印刷し続けてきたものだ。輪転機の音が「スカタン・スカタン」と言っているような気がしていた。来年もやれということなら、合格率=受講者数を相応に高めにキープしておいて、冊子にして売ろうかな(ウソです^^)。