ライカはローリングストーン

さきほど届いた Photographic Bay (カメラ情報誌)からのメールを読んで苦笑した。ライカが新しいデジカメを発表!中身はパナソニック!外面の装飾をのぞいて両者の違いは$400の価格差のみ!(パナソニックのロゴがライカにかわるだけで$400高くなる、元記事はこちら)。

それにしても・・・ライカといえば未だにまず頭に浮かぶのは、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」をもじった、「ライカはローリング・ストーン」という歌。作詞者は「イムジン河」の日本語詞も書いた人だが、この歌はおもしろい。まず、ローリングストーン(転がる石)の意味をカンペキに履き違えている。ディランの原曲は、路上生活者に転落した富豪令嬢に向かって「帰る家も無い、転がる石のような生活はどんな気分だね」と歌っている。人生の成否など運次第なんだから貧乏くじを引いたやつのことをもう少し思いやれ、そういう前提(ヴェール)で社会の物事を考えよ、という真意である(と私は思う)。いっぽう「ライカ」では、転がる石は苔むさず、常に輝きを放ち続けるライカやカルチェはいつまでもボクの宝物だと言っている。ストレートに受取ると、お金持ちボンボンの戯れ言だけれど・・・いやいやここは水に落ちた犬は打たずの和風精神であえて別の含意でもじり直しているのだろうか、はたまた虚飾の資本主義を謳歌することによって逆にその軽率さを示そうという意図であろうか・・・等々と興味はつきないのだ^^。

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このページは、eiichiが2011年5月27日 14:14に書いたブログ記事です。

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