中平卓馬語辞典など

中平卓馬が静かなブームのようだ。昨日ぐうぜん、「中平卓馬語辞典」といったサイトまで出現していることを発見した。いくつか面白い記述があって、たとえば、某大家いわく「ナタの森山(大道)、カミソリの中平」。これはなんとなくわかるような気もしていて、ボクの場合、森山の写真は「港町ブルース」だが、中平の写真から連想されるのは「収容所群島」だったり・・・^^。でも、70歳を越えて老い先短くなってからの「再評価」には、どこかしらの権威筋やメディアの作為を感じてしまう。中平の近作が素晴らしいと若いヒトは言うが、どこがどう面白いのだろう(70年代で終わった人では・・・)。

共通教養科目「経済学」は昨年に引き続き2年目。履修登録者数は昨年の600名から430名まで減少、私語は激減してたいへんに講義しやすい環境になった。でも、なんだか、燃えてこないのよね^^。単に疲れているだけかもしれんけど、大災害のあとでバブルの話なんかしてもウケるわけがない、中井くんの説明(バブル景気・崩壊を日本一わかりやすく解説!)を見てもらって終わりにしたり・・・(墓穴を掘っているような、いろんな意味で)。震災関連の話、いまから準備すれば学期末までになんとか間にあうだろうか。。

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このページは、eiichiが2011年6月 7日 03:30に書いたブログ記事です。

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