森山大道展、画像による画像検索など

更新のために、しばらくサーバが停止していました。 この間のいろいろ。

糖尿や脳梗塞はホントに怖いとよくわかったし、医師の勧めもあって、食事のカロリー制限をはじめた。数週間で、体重が2kg減。先週金曜の血液検査では、各種数値が着実に改善。でもこれは、単に夏期休暇に入ってストレスがなくなったからだと思う(睡眠は足りているし、夜食もとらないし・・・^^)。

中之島の国立美術館で開催されている森山大道展に行ってみた。ぼくの中でのベストは展示されていなかったのでちょっとガッカリ。近年の写真はまったく知らないし、興味も無い。展示されていたなかでは、「2人の城1DK」と「櫻花」に目がとまった。前者は1967年12月朝日ジャーナルへの掲載。衛生的・近代的な「憧れの」ニュータウン集合住宅に住みはじめた若いカップルの生活を、ことさら暗く寂しく表現したもの。後者は1972年6月カメラ毎日に掲載、「国の花」サクラを「できるだけグロテスクに」表現しようと試みたもの。この後者には(初出掲載時に)別の評論家の解題がついていたようだ。その文章の末尾だけ引用すると・・・「櫻は日本の国花なのである。その国花が死臭をプンプンさせているのだから、この国も永いことはないのであろう。国花が国家を死滅させる」。当時のこういう雰囲気が森山人気を後押ししたという側面はあったのだろうと思う。

Google が、画像による画像の検索をはじめたらしい。一昨日に、ボク自身の何枚かの写真でこの検索をかけてみたところ、けっこうな数(というか、わんさか)無断コピーされていることが判明^^。なかでも大笑いしたのは、このアメリカのオバさんのブログ。無断コピーした花の写真に suffering というタイトルを勝手につけて、「神は苦しむ者の側に立つ」などと(聖人ぶって)のたまっている^^。まぁこの人自身は誰かからの引用であることを(小さく)明記していて、その誰かが無断コピーしたのだろうから、この人には直接の罪はないのかもしれないけれど・・・。

Getty images から、Contributor にならないかというお誘いのメールがきた。手続きのサイトをのぞいてみたが、アメリカ合衆国の非居住民ならば合衆国と日本政府の取り決めによりうんぬんかんぬん・・・と所得税に関するややこしい文言がならび、さらに、被写体からの release(公開許諾)はかくかくしかじかの・・・ということで許諾状のサンプルがあり、面倒きわまりない。もともと、そんな気はさらさらないので・・・。

鳥取砂丘・馬の背から

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このページは、eiichiが2011年8月15日 00:53に書いたブログ記事です。

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