あせり、気晴らし

仕事が捗らない。論文のメドがなかなかたたず、なんだかんだと逃避して、昨晩はサーバの更新作業(の手前の作業、Killerが出たそうでとりあえずそれの対策だけ)。いや、更新作業は新学期がはじまるまでには済ませたい重要案件だけど・・・。

寄る年波というのはおそろしいもので、自分でも呆れるほどの不効率。でも、若い頃に一所懸命にやったことは体が覚えていて、未だに生きていると思う(風前の灯ながら?^^)。今の世の中も、日進月歩の革新的変化などといっても、変化はおおむね連続的なものなのだから、懸命に学んだ基礎知識がムダになるなんてことはない。ただし、学ぶとは基礎からみっちりと積み上げていくこと(まさに迂回生産の原理)、流行の知識をうわべだけ蓄えてもあまり意味はないということだね。

近所で気晴らし

↑この気晴らしは、Pen E-P3 + Leica Summilux 25mmF1.4 で撮影。「ライカ・ズミルックス」といっても、実際にレンズを作っているのはパナソニックで、「ライカ」の名前を借りているだけ。どうりで、シャープで軽量、かつリーズナブルなはずだ?

レンズのブランド名は面白い。旧ミノルタ(ソニーが吸収)の「ロッコール」は六甲おろしの西宮で一貫生産されたから、ペンタックス(現Hoya、リコーが吸収予定)の「タクマー」は「切磋琢磨」からかと思いきや実は創業者の弟さんの名前から、オリンパスの「ズイコー」は高千穂(旧社名)に住むオリンポスの神々が発する「瑞光」が連想されるが実は瑞穂光学研究所というところで開発されたから、ツァイスの「プラナー」は plain(平坦、つまり中心から周辺まで性能が均一)から、フォクトレンダーの「ノクトン」は Nokt(夜、つまり夜でも使える明るいレンズ)などなど。で、ライカの「ズミルックス」は、ラテン語の Summa(supreme, 最高の)+ Lux(ルクス, 照度の単位, 光)という意味だそうだ。(以上すべては WikiPedia などなどのサイトよりほんの数分で入手した情報による、なんとも便利な時代になったものだとなぜかあらためて感動^^)。

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このページは、eiichiが2011年9月15日 00:42に書いたブログ記事です。

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