2011年10月アーカイブ

大阪市長選。前回(2007年11月)に比べると盛り上がりがまったく無い。改革の兆しが見え始めた矢先の前回選挙には多くの市民が関心を寄せたが、結果は、反動勢力が推すタレント候補(現市長)の当選に終わった(戦犯はこのヒトだと未だに思う)。大阪市民はすでに諦めきった、というわけでもないのだろうけれど・・・。

パナソニックG3(Lumix)の中古品を格安で入手。オリンパスPenを衝動買いしてからμ4/3のことを少し調べてみた。で、ここしばらく、通勤帰りにたまに寄るカメラ屋さんで、このG3の価格が「暴落」する時を待っていたんだ^^。だってこれはホントに良いカメラ(人気はまったく無いようだけれど^^)。これが、今年の春先に新発売されたばかりにもかかわらず、実売価格は既にコンデジ並みにまで下がっているのだから(オイラはさらにその半値以下で・・・^^)、なんとも良い時代?になったものだ。 DxOMarkやGanrefあたりの性能テストでも、このG3のセンサは、(高感度耐性を除いて)APS-Cサイズの一眼レフと遜色ない。普及機クラス(キャノン60DやニコンD5000あたり)との比較なら、ISO1600以上でもG3のほうがむしろ画質は良さげにすら見える。操作性(AF/MFの切替、AEロック、AFポイントの移動、MモードでのSSと絞りの調整などなど)も、カスタマイズすれば、普及機よりずっと使いやすくなる。連写性能だって普及機を上回っているし、おまけに液晶モニターはバリアングル(swivel)で、本体は336gの超軽量・・・。

それにしても、パナソニックはなぜこんなに良いカメラやレンズを作れるのだろうか。ちょっとググってみると・・・キーワードはどうやら「ミノルタ」かな?「ミノルタ」が消滅した2006年、ミノルタのカメラ事業は小西六からソニーに譲渡されたが、実は、コアの精鋭部隊はパナソニック(松下)に流れたらしい。こちらのページによると、世界ではじめてオートフォーカス一眼レフの実用化(ミノルタα7000)に成功した人が、パナソニックの顧問だ。このオートフォーカス機能をめぐって、かのハネウェル訴訟で敗れたことが「ミノルタの終わりのはじまり」になったのは有名な話だが、このことですらミノルタの技術の高さを物語っている(たとえば、こちらのページなど)。

カスリン・ジェンキンス

Amazon.UK からひさしぶりに CDとDVD を購入。Kathrine Jenkins の Sweetest Love, One Fine Day, Day Dream。音楽CD3枚+ライブDVD1枚+イギリスから日本までの送料も全部あわせて 2640円^^。今回は処理がかなり遅れて、10月3日に注文、11日に発送されて、今日届いた。

やはり彼女のライブは良い。三十路にさしかかって少し太った印象だが、相変わらずの美貌と美声。数々の名曲の合間にさりげなく、私は自分がウェールズ人であることをどれほど誇りに思っていることか How very very proud I am to be Welsh と語り父祖の地の民謡を歌いはじめると、日本人のボクですらなぜか感涙にむせんでしまう(父祖を慕う気持ちは世界共通^^)。フィナーレは、とっぷりと暮れた闇のなかで、会場全体にウェールズ国歌(Land of Our Fathers)の大合唱がおこり、歌の途中から見事な花火が延々と打ち上げられる(以前に見たビデオでは、この後の「オオトリ」に英国国歌 God Save the Queen の合唱もあったんだけれど、今回はなかった。白けるからやめろというクレームでもついたのかな・・・^^)。

ゲンコツ写真

昨年送った Birthday Card に、ちょうど一年遅れで返事がきた。高校時代の写真部の先輩。二年ぶりくらいの音信、さっそく飲みに行こうと誘う。弁天町ナカモトで夕方17:00前から飲み始め、気がつくと閉店時刻だった。ツマミは当店名物のフグ一夜干しとおでんのみ、ウォームアップに生中を4杯飲んだ後に(実は前日も深酒したのでビールだけで抑えようという甘い考えでいたんだけど・・・^^)、けっきょく、なんとかいうブランド(思い出せない^^)の純米吟醸を二人で(たぶん)一升半くらい^^。 ボクの方は、聞かれるままに、経済の話などをしたはずだがまったく覚えていない。ただ、日銀がお金を刷らないから景気が悪いんだというインタゲ断末魔の嘘は、還暦まぢかの写真屋さんにまで浸透していることに唖然としたのだけ覚えている。 しかし、なにが驚いたといって、この人の芸大時代の師匠の名前。岩宮武二と思い込んでいたが、実は、井上青龍ゼミの一期生だったらしい。井上青龍といえば、釜が崎で浮浪者や手配師を取材して、一枚撮るごとに追いかけられて逃げまわっていたという逸話は有名だが・・・いやはや、もっとすごい話を聞いてしまった。井上の写真は「ゲンコツ写真」と呼ばれるそうだ。なぜと言うに、井上には手の指が(一部)無いから・・・なんとも凄まじい写真道^^。

で、帰宅すると、国内最大の某フォトコンテストでグランプリを受賞した人のポストを目にする(未だ公式発表前らしいけど)。一年前の1xへの掲載が縁で、この手の情報に頻繁に触れることができるようになった。しかし、こんな人でも、1xに一枚掲載のあとは相応の雌伏期間があったとか。。オイラも老体にむち打って^^もっと執心してみようかな(という気にちょっとはなりかけたけれど・・・)。それにしてもこの人たちって、別の職を持ちながら、いつ写真を撮っているんだろうか。。

ちなみに、弁天町駅前「ナカモト」というのは、これぞ Japanese Pub と呼ぶにふさわしい居酒屋。純日本風のリーズナブルな居酒屋だけれど、あの雰囲気は間違いなく「パブ」なのだ。いちど英国人を連れていこう^^。

Photoshop講座

以前に、本学メディア学科が、「いられ」(Adobe Illustrator)「ふぉとしょ」(Adobe Photoshop)の講座を企画していると聞いて、「ぜひ実現してください、楽しみにしています」と答えた記憶があるんだけれど、あの話はどうなったんだろう。もし立ち消えになってしまったようならば(なっていなくとも)、こちらでも企画してみたいなぁと思う今日この頃。

この両者、とくにPhotoshop講座はおもしろいと思う。なにより、ふだん大学で学んでいるものとはまったく異質のコンピュータの使い方が体験できる。美術や写真やコミックや、とにかく「あーと」の領域に関心を持つ学生にはウケがいいはず。いくつかの分野の専門家に実演などをしてもらえれば、とても面白い講座になるだろう。 もちろん、面白いだけでは講義にはならない(のかもしれない)けれど、いろいろな機能の背後には、職人の暗黙知(秘技?)を再現しようという、画像処理の緻密なアルゴリズムがあることを知る、といったところまで踏み込めれば情報分野の講義として成立するだろう(実際にはそこまで進めなくとも、建前はそういうシラバスに)。

話が少し逸れるけれど、こういう領域はむしろ、社会科学の学習への良い動機付けにもなるように思う。たとえば、土門拳の戦前から戦後の作品を見ながら彼のリアリズム写真論について考えてみるとか、水俣とユージン・スミスといったテーマで高度成長の負の側面を振り返ってみるとか・・・。70年安保と「プロヴォーク」なんていうテーマなら、当時は早熟の反戦少年だったろう(50歳代・60歳代の)経済学部教員にもなにか語れそうだが、それこそ戦後史の専門家に「愛国・民主」について熱弁してもらうといった展開も・・・。

某所にてたまたま、「(近代)経済学への不信」というタイトルの文章を見た。いわく、(近代)経済学は「数学」を多用するが、数学が「自己目的化」している例を多く見受ける、ということらしい???。 先日、この文章を書いたご当人と会ったので、「自己目的化」とやらの具体例を聞いてみた。が、返答は曖昧模糊。話題を変えて、どれほどの経済数学をご存じなのかをうかがってみたが、(近代)経済学の訓練は受けていないらしい。それはちょっとアンフェアだよ~^^。でも実はこういうヒトってよくいます。 (近代)経済学が数学を使うのは、まずなにより、議論の土俵や筋道を明確にして誰にでも理解可能な万人共通の言語で冷静に話をしましょう、ということだね。たとえば、コンピュータでこれこれこういう処理をしたいというのを、自然言語で説明されたんじゃたまらない。あいまいでいいかげんで結局ナニがしたいのかもわからない、数式で表現すれば迅速に正確に伝わるでしょ。ま、とりあえずはそんなところで。。

Pinks(カワラナデシコ、なでしこジャパン)

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