ゲンコツ写真

昨年送った Birthday Card に、ちょうど一年遅れで返事がきた。高校時代の写真部の先輩。二年ぶりくらいの音信、さっそく飲みに行こうと誘う。弁天町ナカモトで夕方17:00前から飲み始め、気がつくと閉店時刻だった。ツマミは当店名物のフグ一夜干しとおでんのみ、ウォームアップに生中を4杯飲んだ後に(実は前日も深酒したのでビールだけで抑えようという甘い考えでいたんだけど・・・^^)、けっきょく、なんとかいうブランド(思い出せない^^)の純米吟醸を二人で(たぶん)一升半くらい^^。 ボクの方は、聞かれるままに、経済の話などをしたはずだがまったく覚えていない。ただ、日銀がお金を刷らないから景気が悪いんだというインタゲ断末魔の嘘は、還暦まぢかの写真屋さんにまで浸透していることに唖然としたのだけ覚えている。 しかし、なにが驚いたといって、この人の芸大時代の師匠の名前。岩宮武二と思い込んでいたが、実は、井上青龍ゼミの一期生だったらしい。井上青龍といえば、釜が崎で浮浪者や手配師を取材して、一枚撮るごとに追いかけられて逃げまわっていたという逸話は有名だが・・・いやはや、もっとすごい話を聞いてしまった。井上の写真は「ゲンコツ写真」と呼ばれるそうだ。なぜと言うに、井上には手の指が(一部)無いから・・・なんとも凄まじい写真道^^。

で、帰宅すると、国内最大の某フォトコンテストでグランプリを受賞した人のポストを目にする(未だ公式発表前らしいけど)。一年前の1xへの掲載が縁で、この手の情報に頻繁に触れることができるようになった。しかし、こんな人でも、1xに一枚掲載のあとは相応の雌伏期間があったとか。。オイラも老体にむち打って^^もっと執心してみようかな(という気にちょっとはなりかけたけれど・・・)。それにしてもこの人たちって、別の職を持ちながら、いつ写真を撮っているんだろうか。。

ちなみに、弁天町駅前「ナカモト」というのは、これぞ Japanese Pub と呼ぶにふさわしい居酒屋。純日本風のリーズナブルな居酒屋だけれど、あの雰囲気は間違いなく「パブ」なのだ。いちど英国人を連れていこう^^。

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このページは、eiichiが2011年10月12日 20:41に書いたブログ記事です。

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