2012年1月アーカイブ

修士論文

10433ba69c27f77789bc38b35db13340.png担当院生の修士論文が完成。あれやこれやとキビしい注文をつけられて(nastyな指導教員=私から^^)、憂鬱でしんどい日々だったろうけれど、良い修士論文に仕上がったと思う。数ある産業分析のなかでも、情報通信産業の専門家たちが使う実証分析の手法はかなり高度で、しかもデータが特殊なので、「新規参入」の壁はかなり高い。入れ子多項ロジットという手法を使うのだが、これの尤度関数の導出には、えっちらほっちらと煩雑な積分を繰り返さねばならない。入院(大学院進学^^)時には指数関数や置換積分の知識もなかったが(最近はそんなことを知っているほうが異常か)、修士課程2年間で、選択肢とサンプル数を2つにした簡単な場合の計算過程をなんとかフォローできそうなところまで到達した。彼は、情報教職課程も履修していて、さらに、この修士論文とはまったく別に(Y氏の産業組織論研究の授業のなかで)共同論文も執筆した。こちらのほうは確率フロンティアの枠組みでの生産関数の推計、論旨明快で良い論文(というか、本格的な研究論文)に仕上がっている。

iMacのバックアップ

拙宅 iMac のバックアップに使っていた外付けハードディスクが容量不足になり、3TBのディスク(一世代前モデル)を2万円の安値で調達。昼過ぎに届いたので、さっそく初期化をして Time Machine でバックアップをはじめたのが14日15:10。ただいま深夜の0時40分、この9時間半でバックアップできた容量は44GB、このペースでいくと、バックアップ完了は7日先になる予定(USB2.0のレガシー接続^^)。

ちなみに、拙宅の Mac OS は未だに(二世代前の)Leopard のまま。Tiger(三世代前)から Leopard に上げたときに若干の不都合が出たこともあり、というか、システムのアップグレードなどは特に不満が無いかぎり現状を変えない(変えると動いていたものも動かなくなる)という、MS Windows から学んだ貴重な教訓により、何もせずにいたら、とうとう Snow Leopard(一世代前)を購入する機会を逸してしまい、今となっては、新マシンを購入する以外に Lion(最新)にアップデートする手立てが見あたらない^^。すでに拙宅iMacでは動かないソフトや使えない機能が続々と出てきている(iPhone/iPadのWiFi同期やiCloudなどなど)。でも、未だにアップデートしようという気になれない(不自由なく使えているので)。億劫になったのは、やっぱり歳のせいかも。。

今日の昼からの経済情報処理演習II。株価データを Yahoo ファイナンスからダウンロードして csv ファイルに加工する実習を思いついた。90年代までさかのぼって時系列(日次)でひろってくるなら、200(Web)ページを越える分量になる。1ページずつブラウザで表示させて→コピー&ペーストでExcelに貼り付けるやり方では気が遠くなる作業。これを、コマンド一発でやってみようというお題。

一昨年に価格.comのデータを使って同じことをやっていたので、まぁ準備は直前でよいとタカをくくっていたが・・・徹夜してしまった(涙^^)。それというのも、Cシェルの変数に疑問符 ? を(単なる文字として)代入しようとしても、うまくいかないことに気づいたのだ。引用符でくくっても ? だけはダメ(他のメタ文字はOK)。代入できても、別のコマンド(exprなど)でその変数を引用すると No Match のエラーが出る(正規表現のメタ文字として解釈されてしまう)。どうしたものか・・・^^。

債権取崩国への転落

日経9日付けのこの記事によると、2011年は31年ぶりの貿易赤字となるようだ。貿易赤字は今後も構造的に定着し、2015年には経常収支も赤字に転落する見通しとのこと。 これは、2005年に経済財政諮問会議が示したシナリオより20年も早く日本は「成熟債権国」になることを意味する。が、さらにそのわずか数年後の2015年には早くも経常収支が赤字になり日本は「債権取崩国」へ急転落してしまうという。これはかなり衝撃的で、諮問会議の楽観的なシナリオではもちろん想定外のことだったろう。政府の「無策」を非難することはできるかもしれないけれど、早晩いずれこうなることは、60年前にクラウザーが国際収支発展段階説で唱えたとおり。

国債暴落のD-Dayは、明日か数年後かに突然やってきて、わずかな貯蓄も何もかも奪っていってしまうのかも。。『もし小泉進次郎がフリードマン「資本主義と自由」を読んだら』というコミック本は、(悲観的な)D-Dayシナリオを予言している。それにしても、増税論議も年金改革も未だに進まない状況で、なぜ長期金利が(何事でもないかのように)低位にとどまっているのか(なぜ国債価格はいま暴落しないのだろうか)。この点について、昨晩、興味深い記事を見つけた(国債価格と財政破綻の可能性)。

ホテル阪神

故あって^^、正月三が日はホテル阪神(大阪市福島区)に連泊。元日に思いたってネット予約してみたら、食事付き喫煙シングル(\7100/1泊)がアッサリとれた。天然温泉でブヨブヨになって、読書三昧に過ごした。 『格差社会と教育改革』(苅谷剛彦・山口二郎)、山口の情緒的な(ステレオタイプの)主張に、苅谷が論理的に応じているあたりが面白かった。『教育を経済学で考える』(小塩隆士)は名著ではないだろうか(同僚には教えたくない本だ、ちょっと大げさか^^)など。

Room 2019(生憎の曇り空)

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