2012年2月アーカイブ

Motivation, Incentive

新年度から学部生全員を対象に、アンケートをやったり課題作文を提出してもらったりしながら、彼/彼女らの学修活動を支援していこうといった企画がスタートする予定。とりあえず、Moodle(デファクト標準の学習管理システム)をベースにして、アンケートについてはFeedbackというモジュールを使う予定だったが、ちょっと機能不足ではないかと思い直した。どうせやるなら、こだわった分析もしたい。で、拙宅に大学のMoodleサーバと同じ環境をつくって、あれこれと試行中。 でも、本格的に学部生全員を対象に使い始めると、おそらく、こういう風にできないか・ああもしたいという(予期しない)事柄が次から次に出てくることだろう。そのたびに既存のモジュールを探していたのでは間にあわない気がする。この機会にMoodleプログラミングもマスターしておこうかと思ったり・・・。

ここしばらく、二人の大学院生の作業にコメントをしている。国籍も所属大学も違う、無関係の二人。一方は先端の研究になんとか一矢報いようとあがいている本学卒業生、もう一方はネットで拾ったあやしい文章のコピーに終始する留学生。昨晩、偶然にこの二人から相次いでメールが届いた。コルモゴロフ・スミルノフ検定の話をした後に・・・平均・中央値の話・・・。いや基礎学力の差はともかく、問題意識とやる気、まず誠実さ(学問への畏れ)がないとはじまらないと思う。性善説的に良心的に対応しているつもりだが、こちらの指導?が通じないのはやはり文化の違いなのだろうか。日本の(われわれの)大学がなめられているというようなことではないことを、心から祈るのみ。

天網恢々

数日前に中国から届いた新しいiMac。中国から?そう、日本で注文しても、中国で組み立てられて、中国から世界に向けて発送されるのです。
で、ようやく本日、梱包を開いてみたところ・・・みごとな初期不良品だった(大当たり〜^^)。アップルサポートに電話して、正常品との交換手続きをとる。ふたたび中国で組み立てて中国から発送されるそうだが、対応してくれたサポート女史の日本語のなまりがすこし気になった。

ボクはネット通販でけっこういろいろなものを買っているけれど、これだけあからさまな初期不良品にあたったのは、これがはじめて。電源につないでも画面がまっくらなまま。こんなものは、組み立て後(出荷前)に何の確認もしていない証拠。Appleの品質管理には問題がありそうだね。購入するときにも、Macはもう買うべきではないと迷ったが、やはり予感は的中。これは、Mac はもうやめろという、天の声だ。今回のものを最後にしよう。


「auスマートバリュー」に申し込むために、うちの電話をケーブルプラスから光電話に切りかえた。切替はすでに終了しているのに、契約終了したケーブル会社から機材(モデム)引取の連絡がいっこうにない。こちらから電話してみたら、撤収工事に5000円かかると言われた。アホか^^。コンセントからプラグを抜くだけの(幼児にもできる)作業に「工事費5000円」とはどういうことだと聞くと、無償で引取にうかがいますと言ってきた。
こういうのは(経済学的には^^)、情報の非対称性につけこんであぶく銭をせびる行為ということになるだろうか。合理的といえばそうかもしれないけれどあまりにも近視眼的、ウソがばれて信用を失うリスクなんてのは考えないのだろう。考える余裕もないのか、あるいはウソがばれることもないのかも・・・(たぶん後者だと思う)。

カスリン・ジェンキンス

楽しみにしていたカスリン・ジェンキンスの日本公演が延期になった(Warner Japan)。「外タレ」の公演にマジで行きたいと思ったのは何十年ぶりだったろうか。残念。

ボクらの世代は、中学高校時代に、「外タレ」は日本をなめているのではないかという猜疑心をうえつけられた。今でも容易にネット検索できるくらい有名な話だが、たとえば、「伝説」とされるグランド・ファンク・レイルロードの日本公演は実は最初から最後まで「口パク」だったとか(こちら)、日本人フォークシンガーが自作の歌にまでした「ジェフ・ベックが来なかった雨の円山音楽堂」とか(こちら)、ロッド・スチュワートが滞在したホテルのスイートルームをあらし放題にあらして帰っていったとか。。
ちなみに最近では、ポール・クルーグマンとかいう「外タレ」が(ノーベル経済学賞の受賞直後に)日本にやってきて、ワイドショー番組で、自らの10年来の主張(ケインジアンの十字架=財政政策は無効、調整インフレ論=インフレ・ターゲット)とはまったく正反対のこと(公共支出を増やしなさ〜い)をヘラヘラ笑いながら唱えていたり・・・^^。

カスリン・ジェンキンスはそんな「外タレ」ではないと思ったんだけどなぁ。。もちろんチケットも購入済み、秋に延期された公演にはこのチケットで入場できるようだが、キャンセルするかどうか考え中。



学部サイトのお色直しは本日で一段落(こちら)。各コースの詳細な紹介をはじめ、さいきん話題?の CFC, TP, CP などなどを盛り込むとか、ここから先のことは、まぁ、進めるなら進めるで、相談しないといけませんネ(ただ、全学サイトの様子などを見ていると、いまの体制では徒労かなという気も・・・)。とりあえず、プラグインを仕込んで(Ultimate Google Analytics このプラグインは良く出来ていて管理者のアクセスはGoogleにカウントさせない仕組み)、しばらくはアクセス状況を観察してみることに。

ところで、CFC, TP, CP 。なんのことだかわかりますか?先日の京大の講演会で頻繁に使われていた(和製)英語で、アメリカからやってきたポートフォリオの権威が二番目の TP を「トイレット・ペーパー」と勘違いしたらしい^^。

WordPress3

学部サイトも衣替えするために WordPress3 を試行錯誤中。
まぁ、はじめてのものはなんでもそうだけど、勝手がわかるまではいろいろと面倒だ。初期設定時にphpのバージョンが古いとエラーが出たり、以前のページの html をそのまま貼り付けたいのにスタイルシートの定義がダブってなかなかうまくいかなかったり、jQuery系のjavascriptをどうインクルードするのかわからなかったり(たとえばこの説明、半日も集中すればわかることだろうけれど、その半日が面倒でもったいないと思う)。

「WordPress3サイト構築スタイルブック」などという本をジュンク堂で買ってきたが、いくらなんでも、50歳代半ばの人間が手にとる本ではないだろう。おりしも、新サーバにftpができないという問い合わせがきたのでvsftpdを入れたら、若い技官さんから「inetdをかましたほうがよい」という「アドバイス」を受けてガックリしていたところ(あ〜そうだったネ、10年前にはそうしてた、難しい漢字や英単語をどんどん忘れていくようにコロっと忘れてる^^)。 まぁこういうことは仕事と思うとハラもたつ。せめて授業に生かせるものが何か得られればよいのだが、気晴らしの遊びとわりきって、この作業は、来週いっぱいを限界としよう。

いや、ちょっと待って。そっか〜、トップに写真が掲載できるよね〜^^。そうだそうだ、ここで、みんなの展覧会をやればどうかな(本学経済学部○○君撮影、という感じ^^)。


一昨日、Amazon.UK から DVD が届いた。「シャーロック」(シリーズ2)、昨年夏に NHK が放映したものの続編。昨晩、一気に最終回まで見終えてしまった(90分×3話=4.5時間^^)。めちゃめちゃに面白い。最終回に、なんと、シャーロックは飛び降り自殺をしてしまう。あの死に方で、実は生きていたというドンデン返しは考えにくいから、おそらくこれで完結だろう。同時に届いた「スプークス」(シリーズ7,8,9,10)は、たしか、BSジャパンでシリーズ7の第一話まで放映されたもの。(日本の放映では)R.P.ジョーンズ演じるアダム(MI5特殊部隊のチーフ)が殉死したところで休止しているはず。でも、本家BBCでは、アダムにかわるヒーローがあらわれて、延々と続いている。とりあえずシリーズ7の第二話だけ見たが、こちらのほうは、いつ見終えることができるか不明。

衣替え

というわけで、衣替えが完了。
Markdown、快適やね〜^^。デザインはもひとつなので、ヒマをみて試行錯誤したい。

このMovableType5は、機関として使う場合には有料となるので、学部サイトには使えません(某大学のトップサイトは、これ+諸々を、相当のおカネを払って使っているそうですが)。Wordpressとかを試してみるかな。。

それより、このサーバは、今後は、教育用のいろいろなオープンソース・システムを試行する場にできればよいですネ。

いろいろ

週末から某サーバの移転作業中(ホントは昨年夏に更新済みの予定を、いままで引き延ばしていたのです^^)。このブログも近いうちに衣替えの予定。なにせ、2003年にブログをはじめた時にインストールしたMovableType(ver2)のままだったが、この機会にアップグレードしようと調べてみたところ、いまや ver5 が出てるんだ(バックエンドにMySQL、2000件以上の記事も一発でインポートできる^^)。

未だにLeopardで動かしている拙宅のiMacだが、とうとう、エミュレータ(Parallels)の作動までおかしくなってきた。対処策(Apple Support)はすぐに判明したが、そろそろ潮時かなぁ。ということで、(今年はまだ研究費に余裕があったので)新しいMacを発注してしまった。それにしてもMacは高価だ、こんな贅沢を続けているといつか天罰が下るぞ。Linuxでちゃんと動くPhotoshopさえあるのなら、DOS/Vマシン^^に戻ってもよいと思う今日この頃(このあたりに期待できるのだろうか、Crossover Office)。

日曜の午後に京都へ出かけて、(教育)ポートフォリオに関する講演会で耳学問をしてきた。河原町からタクシーに乗り、「京大正門」と告げると、なぜか京大病院の正門に到着^^。いや前にも同じことがあったんだ。京大生を見慣れている京都のタクシー運転手には、私の顔から「京都大学に用事がある人」というイメージはまったく浮かんでこないらしい(京大インテリのイメージとはよっぽどかけ離れているようだ^^)。 会場で右隣に座った女性が哲学の才媛で、左隣の男性は教育工学がご専門のようす。二人とも20代から30代前半だろう、院生とまちがえるくらい若い。すこし話をした。「哲学ではムリだけど、経済学はわりと系統的にカリキュラムを組めるのでは?」「いや経済学にもいろいろ流派があって・・・」「そうそう、ウチでは、経済学部のことを『トキ保護施設』と言う人がいますよ」(マルクスケインズは絶滅危惧種か、若い秀才は物言いがキツい^^)。

帰路に四条大宮へ出て、京一ラーメンへ。数年ぶりだが、味は変わらず。デフォルトで胡椒をふるのをやめたようだ。とびきり美味いというものでもないんだけど・・・。

いろいろ

午前中に知人のご母堂の葬儀に参列。故人との生前の交流はないが、遺影の笑顔はいかにも面倒見の良さそうな優しそうな大阪のおばちゃん。この街のどこかでお会いしているはずと錯覚にとらわれていた。父の葬儀を行ったのと同じ会場。同じ喫煙ルームで煙草をふかしながら、あのときには「暁に祈る」をBGMに流してもらったことを思い出した(父子ともどもの愛唱歌^^)。中座して、礼服のまま、鶴橋でジャマイカ系英国人と小一時間ほどの「対談」(ボクの見慣れない服装に、ジャマイカンが You're so smart を連発^^)。

そうこうするうち、昼過ぎに、ニコンがD800を発表。2年以上も前から今か今かと噂されていたカメラ。数ヶ月前から仕様はリークされていたとはいえ、それにしても圧巻の3600万画素(さらにローパスフィルタを薄くした高解像度バージョンも)。センサーはソニー製のようだが、なんにしても、made in Japan はやはりスゴいのだ^^。オリンピックイヤーでもあり、この先いろんなサプライズがありそうだが、当面は、パナソニック(ミノルタ)が発表予定のμ4/3用大口径ズームレンズ(12-35,35-100)が気になるところ^^。物欲は絶えることがないが、とりあえず今からD800貯金をはじめよう。価格がこなれた頃をみはからって、D800は手に入れたい(D700を手放すかどうかが悩ましい)。まぁ、画素数は多いにこしたことはない(トリミングやアオリのソフトウェア処理は、街撮りでこそ有効、なんちゃって^^)。

大阪市長が塾バウチャーを発行するそうだ(低所得層の子供向けに学習塾や習い事・スポーツジム通い等の費用を助成するバウチャー、まず西成区内で7月から)。この人の教育施策に通底するのは、階級の再生産に抗するという強烈な意志だろう。ビンビンと響いてくるものがある(ボクは彼と同じく?貧しい出身だから)。もちろん、教育バウチャーについては否定的な実証分析例もあり、一連の施策に整合的な基礎付けが可能かどうかは検討の余地があると思うけれど、しかし、「学校より塾を信用するのか」などという批判は的外れだ。むしろボクは、文化的再生産論を想起した。というわけで(もないが)、学期末試験も終わりしばらくは余裕があるので、ブルデューの本を数冊注文(同時に、Amazon.UKに、英国ドラマのDVDもいくつか注文^^。スプークスseries8-10, アウトキャスト, シャーロックseries2)。

iPhone/iPad で R や Mathematica を使う方法。VNC(iSSH)で遠隔操作していたが、もっとカンタンなやり方があることを発見。CodeToGo というアプリ(Plotまわりがうまく動かないけれど・・・)。Mathematicaコマンドは Wolfram Alfa で実行可能。ちょこちょこと確率問題の正解を確認したいときや、ちょこちょこと関数のグラフを確認したいときなどなど、長いスクリプト(プログラム)を書くわけではないときにはこれで十分、というアプリ(Alfaは無料、CodeToGoは250円)。

邪宗門

日曜から昨日まで、地方入試で東京へ出張していた。試験監督も連日になると最後のほうはさすがに疲れて頭がぼーっとなり、手持ち無沙汰に数学の問題を解いたりしてなんとか眠気を払っていた(おもしろくね~少しはヒネれよ~などと苛立つことでアドレナリン効果^^)。

現地(東京)の業者から監督補助の派遣社員がひとり来ていたが、この若い女性がとても優秀な人で、渡された資料を事前に熟読しており(びっしりとラインマーカーを引いていた)、勘所では(痒いところに手が届くように)きっちりと、気が利く。おまけに知性教養あふれる方で、待機時間にいろいろな話をした。カルト宗教の話をしている最中に「邪宗門」という小説の話をいきなり持ち出したところ、高橋和巳の名前を知っていたのにはちょっと驚いたり・・・(日本文学専攻だったのかな?)。他にも、中国や韓国の経済発展のことや、お香の話、ビールの話などなど、楽しい時間を過ごせた。

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