午前中に知人のご母堂の葬儀に参列。故人との生前の交流はないが、遺影の笑顔はいかにも面倒見の良さそうな優しそうな大阪のおばちゃん。この街のどこかでお会いしているはずと錯覚にとらわれていた。父の葬儀を行ったのと同じ会場。同じ喫煙ルームで煙草をふかしながら、あのときには「暁に祈る」をBGMに流してもらったことを思い出した(父子ともどもの愛唱歌^^)。中座して、礼服のまま、鶴橋でジャマイカ系英国人と小一時間ほどの「対談」(ボクの見慣れない服装に、ジャマイカンが You're so smart を連発^^)。
そうこうするうち、昼過ぎに、ニコンがD800を発表。2年以上も前から今か今かと噂されていたカメラ。数ヶ月前から仕様はリークされていたとはいえ、それにしても圧巻の3600万画素(さらにローパスフィルタを薄くした高解像度バージョンも)。センサーはソニー製のようだが、なんにしても、made in Japan はやはりスゴいのだ^^。オリンピックイヤーでもあり、この先いろんなサプライズがありそうだが、当面は、パナソニック(ミノルタ)が発表予定のμ4/3用大口径ズームレンズ(12-35,35-100)が気になるところ^^。物欲は絶えることがないが、とりあえず今からD800貯金をはじめよう。価格がこなれた頃をみはからって、D800は手に入れたい(D700を手放すかどうかが悩ましい)。まぁ、画素数は多いにこしたことはない(トリミングやアオリのソフトウェア処理は、街撮りでこそ有効、なんちゃって^^)。
大阪市長が塾バウチャーを発行するそうだ(低所得層の子供向けに学習塾や習い事・スポーツジム通い等の費用を助成するバウチャー、まず西成区内で7月から)。この人の教育施策に通底するのは、階級の再生産に抗するという強烈な意志だろう。ビンビンと響いてくるものがある(ボクは彼と同じく?貧しい出身だから)。もちろん、教育バウチャーについては否定的な実証分析例もあり、一連の施策に整合的な基礎付けが可能かどうかは検討の余地があると思うけれど、しかし、「学校より塾を信用するのか」などという批判は的外れだ。むしろボクは、文化的再生産論を想起した。というわけで(もないが)、学期末試験も終わりしばらくは余裕があるので、ブルデューの本を数冊注文(同時に、Amazon.UKに、英国ドラマのDVDもいくつか注文^^。スプークスseries8-10, アウトキャスト, シャーロックseries2)。
iPhone/iPad で R や Mathematica を使う方法。VNC(iSSH)で遠隔操作していたが、もっとカンタンなやり方があることを発見。CodeToGo というアプリ(Plotまわりがうまく動かないけれど・・・)。Mathematicaコマンドは Wolfram Alfa で実行可能。ちょこちょこと確率問題の正解を確認したいときや、ちょこちょこと関数のグラフを確認したいときなどなど、長いスクリプト(プログラム)を書くわけではないときにはこれで十分、というアプリ(Alfaは無料、CodeToGoは250円)。