2012年3月アーカイブ

週末のスーパーオーディオ

e-Onkyoの高品質音楽配信(↓)は、Windowsでしか再生できない DRM(デジタル著作権管理)プロテクトを採用していて、Macでも聴けるのは DRM Free と称される一部だけのようだ。しかしどうしても「高品質」とやらを聴いてみたかったので、すでに家族に譲っていたWindowsマシンを取り上げて、DAC1000 とUSBでつないでみた。
そして、ブルックナー交響曲8番のアダージョ(天上の旋律)を、試しにダウンロード購入(24bit/96kHzのPCM版、通常のCDは16bit/44kHzだから、情報量は圧倒的に多い)。で、聴いてみたところ・・・ほんとうに、天上の旋律だった^^。空気感(というかなんというかよくわからない)が、しょっぱなから違う。うちの機器(オンキョーA1VL+モニターオーディオGS10)でこんなに重厚な低音が鳴リ響いたのは、たぶんはじめて(と思う)。癒しの極みで、いつまでも浸っていたい感じ。やっぱり違うんだなぁ。。
というわけで、e-Onkyoから、ブルックナー9番マーラー5番と、Queen のベストアルバムをあいついで購入。新しいAppleTVを活かすために追加購入した DAC だったのに、いろいろ調べていくうちに、最後にすばらしい拾い物に出会えた(よい春休みだった^^)。

なんとなく経済学に関係しそうなことも以下にすこしだけ。。
ネットビジネスはしばしば「三層モデル」(インフラ→プラットフォーム→コンテンツ)の枠組みで語られる。日本は、世界有数のインフラ(ブロードバンド環境)と、世界有数のコンテンツ(J-Popなど)を持っているのに、中核のプラットフォームを米企業(Apple,Microsoft)におさえられている状況(ココまでは本学院生の今年の修士論文からの引用^^)。音楽配信については、これまでのところ、AppleのiTunesが、MP3やAACのような手軽に買える圧縮ファイルを主力商品にして大成功。
高品質音楽の配信はiTuneとは異なる(iTunesに対抗する?)ビジネスモデルだが、いまのところ、プラットフォーム(配信サーバの側も、クライアント=再生環境も)未成熟、コンテンツもなかなか増えてこないというところだろうか。WindowとMacが互換性のないDRM技術を採用しているのは、高品質の分野で顧客を囲い込みたいというMicrosoft陣営の思惑?でも、DRM Free(WindowsでもMacでも再生可能) のコンテンツが増えているのは、けっきょくiTunesの一人勝ちというシナリオかな。。

しかしよくよく注意してみると、iTunes Store の値付けは独占価格に近いと思う。たとえば、ドレスデン・シュターツカペレ(ブロムシュテット指揮)のブルックナー交響曲第7番はiTunesでは800円、しかも AAC/256kbps の圧縮ファイル。ちなみに、この7番は第一楽章と第二楽章がメイン(最初の二楽章だけでもよい^^)なのに、これらを楽章ごとに単体で買うことはできず、なぜか、第三楽章(全体のおまけの短い楽章)だけが単体200円で購入可となっている。
いっぽう、e-Onkyoでは、同じものが楽章ごとに購入できて単体150円(つまり全部で600円)、しかも 16bit/44kHz PCM(CDと同等の音質)である。Microsoft陣営にがんばってほしいところ^^。

家電を物色

オンキョーDAC1000(5万円也)が届いた。別途にAmazonで購入した光ケーブル(1m, 500円)でAppleTV(8800円)をつなぎ、再生してみた。うんうんなるほど、アナログピンコード(50cmで数千円のブランド品)でつないでいるCDプレーヤ(市価10万円超、涙;;)からの音と変わらない(と思う)。

せっかくの投資なので、USB接続の「CDを超える高音質オーディオ」とかいうものも試してみた。PCもしくはMacにサウンドドライバとプレーヤーソフト(AudirvanaとかAudioGateとか)をインストールすれば準備完了。AudioGateのサイトにフリーのサンプルがあったので、さっそく視聴してみた。なかなか良い感じ。この音源ファイルには DSF という拡張子がついているが、要するに、以前からあった「スーパーオーディオ」SACDのネット配信版やね?なにか購入してみようと探したら、e-Onkyoという配信サイトがみつかった。なるほど日本企業は「高音質」でiTunesに対抗しているのか、これは応援しなきゃと何か買おうとしたが・・・欲しいコンテンツがない^^。やっと見つけたブルックナー交響曲の抜粋集をクリックしてみたが、購入手続きの途中でサイトからの反応がなくなってしまった^^。やっぱり、iTunesの便利さには遠く及ばない印象。

そんなこんなで、久しぶりに家電に目がいく今日この頃。気がつくと、もう十分に使って償却済みのものばかりだ。まず古いDVDレコーダがトロくて我慢できないので、ブルーレイ・レコーダを物色。ユーザ評価で売れ筋1位の人気商品が、(春モデルの発表直後で)半値以下まで下がっている。HDD外付け可(ちょうどウチには1TBがあまってる)、無線LAN内蔵、3チューナ(W録ではなくトリプル録らしい)、なんとすごい進化^^。ついでに、10年使い続けた親子電話もノイズがひどいので、新しいコンパクトなものが欲しい。なんでも最近の電話機は、DECTとかいって無線LANと干渉しない周波数を使っているそうで、iPhoneの発着信をbluetoothで転送できるそうだ。いやはや世の中は日進月歩で便利になっている^^。

というわけで、今日の夕食は近くの台湾料理で簡単に済ませて(飲み物オール半額デー^^)、夫婦でヤマダ電機へくりだそう^^。そんなに大した額の買い物ではないけれど、おカネに(わずかばかりにせよ)余裕?があるっていうのはやっぱり幸せなことだな(さいきん、退職後・老後の心配をしはじめてる^^)。

教育用iMac

ひょんなことから、東大情報センタのページにたどりついて、しばらくながめていた(こちら)。興味をひかれたことがふたつ。まず、1300台あまりの端末のすべてがiMacで、MacOS/Windows のデュアルブート体制になっていること。Apple社から特別オファーでもあるのかな?そういえば日本Appleの社長は大阪の府立高校から神戸大学出身だったことを思い出して、神大はどうだろうかと調べてみたら、なんと、神大も1300台すべてがiMacだった(こちらはMacOSのみの利用らしい)。ちなみに、ウチの大学では、約1000台の教育用端末はWindows/Linuxのデュアル(ネット)ブート方式(MacOSよりLinuxのほうが教育的な意味は大きいように思う)。

それから、ソフトウェア一覧表(こちら)。東大でも商用ソフトの利用はどんどん減っている様子。でも、MS Office, Matlab, Mathematica はやはり切れないのかな。Stata, E-Views, TSP あたりは(声の大きな)経済経営系の(数名の)教員の要望によるものだろう^^。ウチの大学でも、旧来の会計ソフトなどが未だに予算を圧迫しているが、果たしてこれを使わないと授業ができないのかと疑問に思うことはある。神大のMatlab(※経済系教室のみ)というあたりは、さすがにDSGEのメッカ(とでも言わなあかんところだろうが、オープンソースではできないのかい・・・という管理サイドの声が聞こえてきそう)。。

ホスティング

24時間フル稼働に備えて(というか、今もそうなんだけど^^)、Moodleサーバのホスティング業者を物色中。本日、ある業者に来てもらって話を聞く。学外への回線帯域を広げたりVPNを通したりというインフラ整備に加えて、個人情報を学外に置くことについてどのレベルまでの合意が必要なのかといったことも不透明。なにより最大の懸案事項は、いま学内でケアしてくれている技官さんほどの優秀な人が、ホスティング業者の側にいるのかどうか・・・。

いろいろとハードルは高そう。一部の(先進的な?)国公立大学のように、学内で教員が主体となって管理する体制ができればいいのに・・・(というようなことを20年来思っている^^)。こんなこともできなければ・あんなこともできればと、業者さんに向かってこちらのアイデアをちょっとしゃべりすぎたかな(まぁ、過去に一度お世話になった業者らしいし、お土産ゼロで帰っていただくのもナニだと思ったものだから・・・)。。

ボーナス

3月15日は確定申告の締切日。他大学等へ非常勤で出向することはもうないし、印税収入等も途絶えて久しいけれど、うちの場合は医療費控除が相当の額になるので、毎年、確定申告書を作成している。で、毎年の春には、前年中に払いすぎた税金が「ボーナス」として戻ってくる。

新しいAppleTVを予約注文したことだし、今年の春は、このボーナスで「PCオーディオ」とかいうものをかじってみよう。ということで、オンキョーのDAC1000ND-S1000を衝動買いした。価格.comのページをながめていると、信じられないような記事に出会うんだけど・・・iPhoneから、このふたつの機器を経由して、マランツの高級アンプ(30万円超)+パイオニアの高級スピーカ(70万円超)につないでいるマニアが「音質は満点、最高のコンビ」と評価している。もう、CDプレーヤもCD自体もいらない時代なのか。。

MP3ではCDには及ばないだろうと信じているが(?^^;)、ロスレス圧縮ファイルと安価な再生ソフトの組み合わせでCDと同等の音質が再現できるなら、音楽著作権をめぐる有名な(逆説的な)実証分析の結果も無意味なものになるのでは。。ネット上で音楽ファイルのコピーが横行すればかえってCDの売上が伸びる(良い音質のホンモノへの需要が増える)なんてことはありえないだろうから。

週末のパソコン関連

新しいAppleTVを予約注文したので、家庭内無線LANをスピードアップせねばならない。地元のヤマダ電機で、店員が「2.4GHz帯では世界最速」と薦めてくれたNECのAtermを購入して、数年ぶりに無線ルータを入れ替えた。たしかに速くなった。といっても、拙宅マンションのつくりは無線向きではないようで、たかだか15Mbps程度(まぁこれまでは繋がらないことも頻繁にあったのだから、飛躍的な改善)。
というわけで、以前からやりたかったこと(リビングのソファに寝転がって大学のサーバを遠隔操作)を実践に移した。iPadにプライベート鍵を入れて(テキストファイルでGoodReaderにUSB転送→iSSHにコピー&ペースト)、快適に操作できる。ついでに、iPhoneにも同様の作業をほどこした。めがねをはずして凝視すれば halt コマンドくらいは打てることを確認(viで編集はちょっと無理)。

Parallels(エミュレータ)のアップデート料が50%オフのセールだったので新バージョン(ver7)をインストールしたところ、仮想マシン4台(CentOS 5.6, Ubuntu 11.04, Windows XP, Windows 7)の作動がおかしくなった。でももう慣れっこなので^^、あわてず騒がず、試行錯誤の末に事なきを得る。
ちなみに、CentOS 5.6 は(大学の)Moodleなどの動作確認のために、Ubuntu11.04とWindows7は(大学の)実習室環境のシミュレーションに、そして Windows XP は、虎の子の TSP4.5(古き良き統計ソフト)を使うため。それぞれ使い道が明確な仮想マシンたち^^。Windows 8 評価版(無料)の仮想マシンがおまけでついてきたので、これを5台目としてインストール。ちょっと楽しめそう。

新しいMac OS(Lion)はやはり良くない。オートセーブとかバージョン管理とか、そんなものは自動でやってくれなくていい。ボクは、パソコンがぜんぜん信頼できなかった昔から、何か書き換えたら必ず【上書き保存】を押す習性があるので、バージョンの保存庫?がやたらに増えて満杯になるらしく、Keynote(パワポのMac版)などは使っているうちにどんどん動作が重くなって、しまいにはハングアップしてしまった(まったく有害無益な新機能^^)。

Apple TV

新しいiPadが発表されたが、ボクは、当面は現在保有している初代iPadを使い続けたい。老眼では高解像度ディスプレイはつらいだろうし、500万画素カメラっていまどきナニを言ってるんだか・・・(とやせ我慢している^^)。でも、同時に発表された新しいApple TVのほうには、食指が動いた。

Apple TVも初代を使い続けてきた。リビングのTVにつなげてムービーを見たり、オーディオアンプにつなげて iTunes にためこんだ音楽を聞いたり、Youtube や iTunesU の動画、Flickr の写真なども家庭用テレビの大画面で楽しめる。ただ、現在使っている初代 Apple TV は、ムービーの整理が下手くそなのです。新しい Apple TV ではこれがすっかり改良されているようだし、価格も8800円と手頃なので、間髪入れずに予約注文した。でまぁ、注文後に、オーディオアンプへの出力が光学ケーブルのみに仕様変更されていることに気づくというポカをした。うちのオーディオアンプにはそんな洒落たケーブル端子はないので(昔ながらのアナログ・ピンコード)、AppleTVは新旧の二台体制になりそうだ(この価格では初代のほうが良いDACを積んでたりするのかも)。

それにしても・・・意に反して?ウチのなかにアップル製品がどんどん増えていく。思い起こすに、実は、iPodなどは英国滞在中に初代を買ってから、夫婦で何台買い替えたかも覚えていない。今度はホントのテレビも出てくるらしいが、そのときにはたぶん、ボクは日本製テレビは捨てます^^。

Mathematica6 with Lion

↓ Mathematica6 が Mac OS X (Lion) で動かない件。まぁ、フリーのMaximaやSageなども機能的には遜色ないそうだけど、やはり納得できないので(ここしばらく少しヒマなので・・・^^)、Wolfram社サポートとメールのやりとりがまだ続いている。 正確に言うと、ちゃんと作動するんだけど、終了しない(終了しようとするとフリーズする)というだけのことなので、ボクとしては、そこのところだけ、パッチ(修正)プログラムを作って配布してほしいんだけど・・・(そんなことはどこのソフトハウスでもやっていることでは?)。顧客管理部門→技術サポート→顧客管理とたらい回しにされて、話がどうどう巡り。今日は、顧客管理の別の担当者が出てきて、また振り出しに戻った。「あなたは新しいマシン上のMathematicaをすでに登録して、古いマシンのMathematicaを削除しているのか」と聞いてきた。はぁ?で、またメールを返信してしまった^^。だから、動かないものを登録しても仕方ない、新しいマシンで動かないなら古いマシンで使い続けるしかないだろ。そちら(Wolfram社)が新しいマシンでも動くことを保証してくれないと、こちらは何もできないんだよ。

なお、Matlab(R2010b)は(ダメモトで試してみたら)動いた。こちらの互換性情報はあてにならないようだ。

Maxima, Octave

初期不良で交換を要求していたiMacだが、土曜の昼すぎに、新しいのがやってきた。いらだつ宅配業者を待たせて、梱包内容から初期動作の確認まですませたあとに、以前に届いていた不良品一式を引渡す。で、土日は、新しいマシンへの入替作業。最新OSのLionはぜんぜん良くない(Leopardのままでよかったのに・・・涙)。入替作業じたいは順調に進み、最近はTexliveなんていう便利なパッケージもあるんだとちょっと感動もしたが・・・
Mathematica(ver.6)が動かないのにはガックリ(涙)。Wolfram社に直接問い合わせたところ「動きません」とそっけない返事。新版(ver.8)にアップグレードしろということだろうが、費用は8万円弱。また、Matlabはライセンス更新が煩雑で、こちらも3年前のバージョンが動くかどうかわからない状況では、ややこしい更新手続きをはじめる気にもならない。
そこで、この機会に、この二つの高額ソフトの利用はやめようと決めた。こんなのに依存しているかぎり、環境がかわるたびに更新費用が必要だ。今はよいが、歳をとって(あるいは大学の経営悪化により^^)研究費がなくなったら、おしまいだよ。フリーのMaxima(Mathematicaクローン)とOctave(Matlabクローン)をインストールして、使い方を一から覚え直すことにしよう(涙)。

というわけで、今夜は朝まで、『Matlabによるマクロ経済モデル入門』あたりを参照しながら、OctaveのMatlab互換度をチェックすることに。ちなみに、この本は、世間や政治家が年金改革をいかに誤解しているかを熱心に説いている小黒一正教授の著作。ニコ動のこの番組はとても勉強になった。

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