初期不良で交換を要求していたiMacだが、土曜の昼すぎに、新しいのがやってきた。いらだつ宅配業者を待たせて、梱包内容から初期動作の確認まですませたあとに、以前に届いていた不良品一式を引渡す。で、土日は、新しいマシンへの入替作業。最新OSのLionはぜんぜん良くない(Leopardのままでよかったのに・・・涙)。入替作業じたいは順調に進み、最近はTexliveなんていう便利なパッケージもあるんだとちょっと感動もしたが・・・
Mathematica(ver.6)が動かないのにはガックリ(涙)。Wolfram社に直接問い合わせたところ「動きません」とそっけない返事。新版(ver.8)にアップグレードしろということだろうが、費用は8万円弱。また、Matlabはライセンス更新が煩雑で、こちらも3年前のバージョンが動くかどうかわからない状況では、ややこしい更新手続きをはじめる気にもならない。
そこで、この機会に、この二つの高額ソフトの利用はやめようと決めた。こんなのに依存しているかぎり、環境がかわるたびに更新費用が必要だ。今はよいが、歳をとって(あるいは大学の経営悪化により^^)研究費がなくなったら、おしまいだよ。フリーのMaxima(Mathematicaクローン)とOctave(Matlabクローン)をインストールして、使い方を一から覚え直すことにしよう(涙)。
というわけで、今夜は朝まで、『Matlabによるマクロ経済モデル入門』あたりを参照しながら、OctaveのMatlab互換度をチェックすることに。ちなみに、この本は、世間や政治家が年金改革をいかに誤解しているかを熱心に説いている小黒一正教授の著作。ニコ動のこの番組はとても勉強になった。